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(side PINK)
重「さいご俺」
「うん、しげ、愛してる」
重「おー、おおきにな」
彼女の言葉に深く頷いたしげは軽い返事と共に立ち上がって列を離れて、満足しましたみたいな雰囲気でまたさっきの位置に戻った。
いやそれだけかい。照れるとかなんか無いんかい。
中「恥ずかしがり屋のファンか」
重「えーやろそんな大袈裟に反応することでもないし」
濱「こんな可愛い子から愛してる貰っといてそんな!もっと味わえって!」
重「いや何回目やねん初めてちゃうやん」
桐「回数を重ねる毎に違った良さがあるやろってなあ?」
「そうそう、せっかく言うてるのに」
重「わかったそんな言うんやったらちゃんと勝負しよや」
また立ち上がってAの前に舞い戻ったしげが椅子に座って少し前のめりに背中を丸くする。
な?と片方の口角を上げながら上目遣いに見る視線の狡さは完全に確信犯や。
重「にやけたほうが負けな」
「罰ゲームは?」
重「今日の晩飯担当」
「しげになったらニラ決定やん」
重「美味いやろが」
「明日撮影やしあかん」
もう既にちょっと惚気られてる気するん俺だけ?
と濱ちゃんを見れば、俺もAの晩飯担当したいわあとか見当違いなこと言うてた。お前料理そんなでけへんやん。
重「ほな俺からな」
「ん」
重「A、愛してる」
「…もう1回」
重「…愛してる」
「…ほんまに?」
重「疑うなや、愛してるって」
「疑うのもアリなルールやねんて、もう1回」
重「何回言わすねん、愛してる」
「しげ」
重「ん?」
「すき」
重「ww趣旨変わっとるやん」
「はあ、満足した」
小「イチャイチャすんなやあ!!!」
中「びっくりするからやめw」
藤「めちゃくちゃ空気ピンクやん」
濱「ほんで姫顔あっか、可愛いなあもう」
「言われ慣れへんから、あかんわ、」
桐「もう途中からにやけて口隠してたもんなw」
「照れたぁ、」
重「晩飯決定な」
「しげが普通の顔してるんが悔しい」
神「見てみ、耳えげつな赤いから」
重「そ〜んなん気付かんでええねん!」
「し〜〜〜げちゃん照れてんの!」
重「うっさいわ寄るな!散れ!」
ほっぺた真っ赤にした天使が耳真っ赤にした彼氏を追い掛けて、彼氏が首まで真っ赤になりながら照れ笑いしてる図。
一体何見せられてんねん、イチャイチャすんなや!!!
っていう気持ちを込めて濱ちゃんの滑り台みたいな撫で肩を1発どついた。
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春(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。更新も楽しみにしています、がんばってください\(*⌒0⌒)♪ (5月9日 21時) (レス) @page18 id: 30496740e3 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 楽しく読まさせて頂いてます。イブとクリスマスのお話が読みたいです。イブはシゲとクリスマスはメンバーと一緒のお話。 (2022年12月23日 16時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 亜由さん» 亜由さん、コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです、丁度本日書いていたので書き上げる活力になりました。ありがとうございます、それとお待たせしたようですみません。またお時間のある際に覗きに来て頂けると喜びます。楽しんで頂けますと幸いです。 (2022年12月20日 21時) (レス) id: 4b185b5ed0 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。白と赤の日常のお話が読みたいです。 (2022年12月20日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竜胆 | 作成日時:2022年11月17日 18時