検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:9,040 hit

夢の舞台 ページ2

side:赤

今日は待ちに待ったドーム公演の日

ずっとずっと待ち望んでいた舞台

「盛り上がれんのか!?」

『俺ら次第や!!!!!!』

「行くぞ!」

『おお!!!!!!』

仲間と円陣を組んだところで会場が一気に暗くなり

ファンの子達の黄色い悲鳴が聞こえた



「いくで京セラぁぁあああああ!!!!!」

ここまでついてきてくれてホンマにありがとう

その想いを全力で伝えたくていつもの何倍も大きな声を出した


ライブも中盤に差し掛かろうとしていた時

『シゲッ!!!!』

突如後ろから誰かに突き飛ばされた

「なんやねッ………」

その瞬間、ドーム全体が暗闇に包まれて

右足に尋常でない痛みを感じた


意識が遠のいていく中

スタッフが指示を出す声、耳をつんざく悲鳴が聞こえた

今思えば

こん時…なんでメンバーの声がせえへんってことに気づかんかったんやろう

新しい世界→←最初に



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年2月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。