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中間side
ピッピッピッ
『では…何かありましたらご連絡下さい…』
そう言って医者は俺に頭を下げ
部屋を出て行った
色々な管に繋がれた俺の大切な人
真白な空間
真白なAの肌
真白に曇る酸素マスク
中「…なぁ…起きひんの？」
普通に眠っているようにしか見えない彼女
数時間前、医師から伝えられた衝撃的な事実
『Aさんは…脳に酸素が行っていない時間が長すぎました…
臓器は正常に機能していますが…今後延命治療を中断すれば急変する可能性があります』
中「…どういうことですか…？
命は助かったんですよね？？」
『一時的に…と言っても過言ではありません
Aさんは…脳死の可能性があります』
脳死
植物状態
延命治療に頼らなければ数日、早ければ数時間で命を落とす
それを伝えられて
今に至る
涙を抑えてそっと頬に触れればまだ確かに温かい
中「お願やから…消えんとってッ…」
俺の悲痛な叫びはICUの“真白”に吸い込まれていった
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萌(プロフ) - ありがとうございます、頑張りますね！ (2019年7月14日 12時) (
レス) id: da80cfc829 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまる - 更新待ってまーす (2019年7月11日 4時) (レス) id: 430074f7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌 | 作成日時：2018年12月3日 18時
