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Aside
さーて…

ここまで来たはいいけど…

どうすればいいかな…?

佳代…お母さん…


寒いや…

もう少し厚着してこれば良かったかな

寒くて座り込んだ先に見えたのは

2人の人影

A「…佳代…お母さん…??」

何もしゃべらないけどすごく幸せそうな笑顔を浮かべた2人

私の方を向くと

手招きをする

こっちの方が幸せだよ?私達と一緒にいよう。

そう言ってるかのように…

私の大好きな人達の幻想

A「フフッ…そっちはあったかい…?

  何も…怖くない?

  苦しくない…?

  もう…3人でずっといられるの…?」

私が並べた質問に2人は静かに頷いた

そっか

私も…そっちに行ってもいい?

私はね

7人の男の人に会ったよ

でも結局信じられなくなっちゃった

心の中に7人の顔を思い浮かべると

自然と目頭が熱くなる

ふと頬に触れた心地よい冷たい感覚

私よりも少し背が高い佳代の手

佳代も泣きそうな顔になっている

A「…ずっとずっと会いたかったよ…」

私の手は佳代の手に触れる事はなく

音もたてずにすり抜けていく

そっと佳代の手が離れて行く

私に背を向けて川の方へ歩いていく佳代

私はその後ろを追うようにして川へ足を踏み入れた

冷たい川の水が一気に喉を潤す

体の感覚がなくなっていく

そのまま吸い込まれるように

まるで眠りにつくように

私は静かに川に横になった

 

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(プロフ) - ありがとうございます、頑張りますね! (2019年7月14日 12時) (レス) id: da80cfc829 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまる - 更新待ってまーす (2019年7月11日 4時) (レス) id: 430074f7d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年12月3日 18時

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