私に明日はきっと来ない。（N.J） (ページ23)

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貴女side
A「ん…ぅ…？？」

目を開けると淳太君に抱かれた状態で、目の前には見たことないおじさん…

怖くなった。

また…手放される…。

また…失ってしまう…。

また…また…また…一人ぼっちになる…。

A「ぉ…お願いだから…離さないで…お願い…っ…」

きつく中間さんにしがみついた。

中「ッフ…離すわけないやん？

　君は、今日から俺の仲間…なんやで？

　それにこの人は…俺らの知り合いやで。」

ジャ「…知り合い…か笑

　まあそうだね。僕はYOUのおじさんだ。」

A「…おじさん…ですか…」

中「ほら、ちゃんと挨拶し？」

中間さんの腕から降ろされて、私はおじさんの前に立った。

A「…A…です。えと…宜しくお願いします…おじさん…。」

ジャ「じゃぁ僕も挨拶しないとだね。僕はジャニー喜多川。

　 YOUの傍にいるジャニーズwestを含む男性アイドルグループが属している

　会社の社長だよ。でも、Aにとってはただのおじさんでいいよ。」

私は小さく頷いた。

ジャ「うんうん。それでいい。

　ところで…僕からYOU達に提案がある。

　 Aも加わる事だし…シェアハウスという手を打ってみてはどうか？

　家の方なら僕が手配する。」

ジャニーズwest-重「…俺らはええけど…一回持ち帰らせてください。」

ジャ「分かった。いつでも連絡してきなさい。どちらにしても僕はYOU達の答えに従うよ。」

私は淳太君の手を握ったまま社長室を後にした。

今覚えば…ここから始まってたのかもしれない…。

私が、大切な仲間と…その仲間が大切にしているファンの方々を傷つけてしまうまでの

黒く染まったカウントダウンが…。