4話 ページ5
藍沢side
少し遅れて入ったら藤川からさんざんと聞かれるのは慣れたことだ。
藤「今日なんかあった?」
藍「何もない。」
藤「いやあるだろ」
藍「Aにお弁当を届けに行っただけだ。それがなんだ。」
藤「そっ。白石嬉しそうに話してたぞ。Aが応急処置丁寧にしてたって。お前教えたのか?」
藍「全く教えてない。だが、暇さえあれば医学書読んでるからそこで学んだんだろ」
藤「やるな、Aも!」
俺の娘をどんなふうに見てたのか分からないが…
それより、
Aを呼び捨てで呼ぶことに苛立ちが募った。
こいつだけには名前呼びされたくない、
だが、Aは藤川を気に入ってる。
親の嫉妬と言うんだろ。
藍「今日、放課後にAが来る。」
緋「あ、そうなの?じゃあ、プリン買っとかないとね」
冴「部活はないんですか?」
藍「明日からテスト期間だから無いそうだ。」
灰「なんでも知ってるね」
横「そりゃ、親だもん。」
名「相変わらず抜けてんなぁ笑」
フェローにはまだ俺が親ということに実感がない。
俺そんなに親に見えないのか?
つくづくそう思う。
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aoi20060520(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2019年2月23日 22時) (レス) id: fa456972a3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - のえるさん» 楽しみにしてますね! (2018年11月15日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年11月12日 22時) (レス) id: 826e548b7f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!次も楽しみにしてますね! (2018年11月11日 23時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2018年10月24日 21時