仲間17 ページ17
死柄木side
Aが出て行ってしまった
「黒霧、」
「どうしましたか、」
「俺、どうすればいいと思う？」
「様子を見に行った方がよろしいかと」
俺はその場から立ちアジトを出るドアに四本指で触れた
…
路地に出たけどAの姿は見当たらない
今にも雪が降りそうなくらい寒くて、寂しい夜
どこ行ったんだよ、いくら見た目変わっても見つかるときは見つかるんだよ
俺は路地をぬけて、近くの公園に向かった
公園には街灯が照らされてて少しだけ明るかった
街灯の光は公園のベンチを明るく照らしてた
そこには、俺が知ってる髪色と後ろ姿が見えた
近付いて声をかけようとしたらAが独り言を言っているのが聞こえた
『ほんと、何してんだろ。結局、誰の役にも立たずにいなくなるのかなぁ。』
後ろからだったけど分かった。
Aは泣いている。
多分、Aの中ではまだ解決していない悩みがある。しかも沢山。
そしてそれは、自分では解決できない悩み
「何泣いてんの」
声をかける、静かに泣かせておいてもいいけど流石に可哀想かなとか思ったわけで、声をかけた
バッと後ろを振り返ったAは驚いていた
なんで、弔がいるの。とでもいいたげに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タナ(プロフ) - 来夢さん» ありがとうございます(*´ー｀*)！！これからも頑張ります (2017年12月17日 18時) (
レス) id: f69ebc7784 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - とっても面白いですね!! 続き楽しみにしています\・∀・/ (2017年12月17日 17時) (レス) id: 4bd585045f (このIDを非表示/違反報告)
タナ(プロフ) - あ、あ、あ、ありがとうございますっ！感謝感激です！(*ゝω・*) (2017年11月18日 21時) (レス) id: f69ebc7784 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - いや〜すごく面白いです!続きが気になる!!更新頑張って下さい、応援してます。 (2017年11月18日 20時) (レス) id: a9560b7259 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クレープロール | 作成日時：2017年11月13日 20時
