６人目の秘密９ (ページ1)

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ごめんねページ1

side:翔

「おはよ～」

嵐-智『はよ～』

VS嵐の楽屋に入ると、大野さん以外全員揃っていた。

A「翔ちゃん～
智くんの話ってなにかな？」

「なんだろな～？」

和「きっとしょうもないことですよ～」

潤「しょうもないって言ってやんなよ(笑)」

雅「でもリーダーからのグループLINE久々すぎてびっくりしたけどね？(笑)」

「確かに(笑)」

なんて他愛もない話をしてるけど、なんとなくこの時から俺達は分かっていたのかもしれない。
なにかが変わるかもしれないということを。

智「はよ～」

嵐-智『はよ～』

A「智くんからのグループLINE久々すぎてびっくりしたよ(笑)」

智「グループLINEするの久々すぎて緊張した(笑)」

和「どんだけ慣れてないんすか(笑)」

素早くツッコミを入れるニノ。
そしてVS嵐の収録時間が来たためスタジオに向かう俺達。
たまたま1番後ろで智くんと一緒に歩く形になった。

「智くん？大丈夫？」

なんとなくさっきから智くんの雰囲気が暗い気がする。

智「…ん？うん。大丈夫。」

ふにゃあっと笑って見せるけど、やっぱり少し表情が曇って見える。
20年以上一緒にいるとわかるもんだね。

智「翔ちゃん。」

「ん？」

智「ごめんね？」

「え？なにが？」

智「ううん、よろしくね。」

と言うと、スタジオにいつもの笑顔で入っていった智くん。
智くん？