story418【龍の加護の元に】 ページ38
ユリカside
ミザリ「包帯、これで足ります？」
ユン「うん…ありがとう」
あれから、ミザリは治療に必要な道具を頻繁に持って来てくれるようになった。
まぁ、包帯を巻いただけで怪我が治るわけでもなく…苦しい状況は続いていた。
とてもじゃないけど、守護の能力を使えるほどの体力がない。
今、必要な時に守護龍の能力を使えないのが悔やまれる。
ミザリ「では、そろそろ僕のお願いも叶えて下さい。
ゼノさんの生き返るとこが見たいです、腕を切り落とすのもいいな、くっつくんです？」
ユン「そんな願い…」
ゼノ「わかった、手出すから斬って」
ユン「ゼノ…っ」
ジェハ「ちょっと待った、それよりもっと面白いもの見せてあげるよ」
格子の隙間から手を出すゼノをジェハが止める。
面白いもの、というから何をするのかと思えば……ジェハは自らの右脚に手をかけた。
ジェハ「さあ、刮目せよ♪」
ユン「えっ、ジェハまさか…」
.
…しばらくお待ち下さい。
.
ミザリ「なんです？今の、緑の脚が巨大化しました…っ！」
ジェハ「お楽しみ頂けたかな？」
まさかとは思ったけど…なんと、龍の脚が巨大化した。
それにはミザリも、勿論私たちも食い入るように巨大化した脚を見つめた。
キジャの手も巨大化するのだからするのだろうとは思っていたけど……まさかジェハが見せるとは思ってなかったわね。
ミザリ「すごく面白かったです！いいなあ、どうやって巨大化させるんです？僕も頑張れば大きくなります？」
ミザリは目を輝かせてパチパチと手を叩く。
しかし、そのミザリにとって面白い光景を見せたジェハはとても辛そうな表情をしていた。
キジャ「そなた、肉料理を持って来てくれぬか？」
ミザリ「肉料理です？」
キジャ「ジェハの血が足りぬ」
ユン「出来れば牛とか鳥の肝臓を」
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！どれだけかかっても完結まで持っていきたいと思っていますので、どうぞご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年8月30日 18時) (
レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 何年も前にこの小説を読んで、最近ヨナブームが来てて久しぶりに読んでみたら多くの作者の方が途中で終わっているのにこの話だけは進んでて驚きました！！これからも更新とってもとっても応援してます！！頑張ってください！！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 9bcecfe5b2 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 何年も前にこの小説を読んで、最近ヨナブームが来てて久しぶりに読んでみたら多くの作者の方が途中で終わっているのにこの話だけは進んでて驚きました！！これからも更新とってもとっても応援してます！！頑張ってください！！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 9bcecfe5b2 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ポテトさん» お褒めの言葉、ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるようなお話を書いていきますので、ご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年8月24日 20時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
ポテト - いつ見ても、面白い話ばかりですね！まさに才能の塊ですね！ (2021年8月24日 0時) (レス) id: 59bc6ae80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2021年5月4日 21時
