story408 ページ28
ユリカside
アルギラ「…はあ」
ヨナ「どうしたの？」
怪我をしている人の怪我を治し、暫しの休息を取っていると……アルギラが深いため息をついた。
なんだか、とてもしょんぼりしている。
アルギラ「…にゃんこ達、火事の中助けられなかった。かわいそうな事をした…」
地面にパタリと倒れながら落ち込むアルギラに…にゃー、とどこからか猫が近づいて来た。
それに驚いたアルギラはがばっ、と起き上がる。
アルギラ「にゃんこ！？」
ヴォルド「俺が連れ出した」
アルギラ「えっ…えー…えーっ、ヴォルドにゃ…」
ヴォルド「もしかして俺の名に"にゃん"を付けようとしてるなら刺すぞ」
そう言ってヴォルドはアルギラに剣を向ける。
アルギラがにゃんを付けるのは感謝している証拠、もしくは信用している証拠ね。
……ヴォルドは心底嫌みたいだけど。
タオ「皆さん、大変な事に巻き込んでしまって何とお詫びしたら良いか…」
ヨナ「タオ姫こそ、体は大丈夫？」
タオ「はい…ですが真国は危険です。
あなた方を一刻も早く高華国にお帰ししなくては」
……真国は、私たちにとってもタオ姫にとってもきっと危険な場所。
もし高華国から来た私たちの存在がコウレン姫にバレてしまったら…ただでは済まないでしょうね。
タオ「コウレン姉様は私が命を懸けて止めます。
真国の事は、どうかお忘れになって」
確かに忘れた方が安全なのかもしれない。
……でも、この国の事をそう簡単に忘れられるはずもないのだけれど。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！どれだけかかっても完結まで持っていきたいと思っていますので、どうぞご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年8月30日 18時) (
レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 何年も前にこの小説を読んで、最近ヨナブームが来てて久しぶりに読んでみたら多くの作者の方が途中で終わっているのにこの話だけは進んでて驚きました！！これからも更新とってもとっても応援してます！！頑張ってください！！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 9bcecfe5b2 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 何年も前にこの小説を読んで、最近ヨナブームが来てて久しぶりに読んでみたら多くの作者の方が途中で終わっているのにこの話だけは進んでて驚きました！！これからも更新とってもとっても応援してます！！頑張ってください！！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 9bcecfe5b2 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ポテトさん» お褒めの言葉、ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるようなお話を書いていきますので、ご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年8月24日 20時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
ポテト - いつ見ても、面白い話ばかりですね！まさに才能の塊ですね！ (2021年8月24日 0時) (レス) id: 59bc6ae80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2021年5月4日 21時
