story6 【変わるために】 ページ7
ユリカside
あれから夜が明けた。
私が手当てした赤髪の女は幸いにも軽傷だった。あの黒髪の男が庇ったからだろう。
私は木の上で林檎を食べながらその2人がいる家を見ていた。
ユリカ「さっさと目を覚まして…出ていってくれないかしら……」
そんなことを考えていると、イクスが走って家に入っていくのが見えた。
しばらくすると、ユンがかごを持って外に出てきた。
どうやら、洗濯物を回収するらしい。
ユン「ユリカ、そんなところにいたの？」
ユリカ「ん？うん…ごめんね、手当てとかあんまり手伝えなくて」
私にはユンみたいな医学の知識がないから、あんまり手伝えることはない。
少しならできるのだけど……
ユン「それは平気、ユリカは他にできることがいっぱいあるから。それより……目を覚ましたよ、ヨナ姫。」
ユリカ「そっか…目を覚ましたのね。
じゃあ、そろそろ出て行ってくれるかしら」
ユン「全くだね、」
そういいながら洗濯物を回収し始めるユン。
私は気から降りて、ユンを手伝った。
ユン「ユリカも……一応、挨拶くらいはしとけば？仮にもお姫様だし」
ユリカ「うん…そうね」
洗濯物を回収し終えた私たちは家に入る。
そこには、黒髪の男……ハクっていったっけ？を看病し続けるヨナ姫の姿があった。
ヨナ「ハク！」
ヨナ姫は必死にハクの名を呼ぶ。
ハクはかなり辛そうで………呼吸が荒い。
ユン「持ってて」
後ろから入ってきたイクスに洗濯物を預けると、ユンはハクに駆け寄った。
ユン「どいて」
ユンはヨナ姫を押し退けて、ハクの頬に手を当てた。
ユン「熱があるね」
ヨナ「ハク………」
ユン「ユリカ、薬草をすってくれる？」
ユリカ「わかった、」
私は昨日とってきた薬草を棚から取りだし、薬草をすった。
ヨナ「あなたは………」
ヨナ姫が私の事を見ていたが、私はそれに構うことなく、薬草をすり続けた。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます！そんなことないですよ、たまに口調が迷子になって焦ります笑 応援に応えられるように、これからも頑張ります！ (2018年3月27日 17時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 空百合さん» ありがとうございます！期待に応えられるよう、頑張って更新していきます！ (2018年3月23日 13時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - 覗きに来てみました〜！最初のところから始めてるんですね！面白そうなので、チェックしときます！続きも期待してます！ (2018年3月23日 12時) (レス) id: 3dba0349b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2018年3月11日 20時
