story21【白龍の里】 ページ22
ユリカside
ユン「ユリカ……」
ユリカ「気をつけて、何か………いる」
人の気配がする…霧が濃くて、人数まではわからないけど……危なさそう。
じっと、霧の先に目を凝らした。
「去れ……去れ……！！この地より…即刻立ち去れ。
これ以上踏み込めば、天罰が下されるであろう」
ユリカ「！！」
矢が飛んできた。私は剣でそれを切り裂く。
だが、霧のせいで相手の位置が特定できない。
………ほんと、厄介な霧だ。
ユリカ「ユン、後ろに隠れてて」
ユン「うん…気をつけてよね、かなりの人数だよ」
ユリカ「……あんまり自信はないけど、腕ならしといきましょうか」
私は剣を再び構える。
四方から飛んでくる無数の矢…すべてを切り裂く。
やがて、矢の雨が止む。
そして、ユンがいるはずの後ろを見たのだが…ユンはいなかった。そこにはユンの荷物がぽつんとあるのみ。
ユリカ「ちょっと……ユンをどこに連れてったの！？」
私が霧の中に向かってそう叫ぶと、霧の中からうっすらと人らしきシルエットが現れた。
「剣を置け、さすればあの少年に危害は加えない」
ユリカ「……信じていいのよね？」
信じるかものすごく躊躇った。
だけど…いま従わなければ、ユンが危ないことは間違いない。
ならば………
私は剣を地面に捨てた。
ガシャンと音が響き、地面を滑る。
その瞬間…口元を押さえられ、意識を失った。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます！そんなことないですよ、たまに口調が迷子になって焦ります笑 応援に応えられるように、これからも頑張ります！ (2018年3月27日 17時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 空百合さん» ありがとうございます！期待に応えられるよう、頑張って更新していきます！ (2018年3月23日 13時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - 覗きに来てみました〜！最初のところから始めてるんですね！面白そうなので、チェックしときます！続きも期待してます！ (2018年3月23日 12時) (レス) id: 3dba0349b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2018年3月11日 20時
