story11 ページ12
ユリカside
ハク「神官の家？ここが？」
ヨナ「うん」
ハク「へぇ、すげぇ偶然。しかし、隠れ住んでるとはいえ…神官の家ったらもっと祠的なとこかと思った」
そういいながら、焼き上がったお餅をどんどん食べていくハク。
ユン「ちょっと！勝手に食べないでよね！」
ハク「おー、神官様、お恵みを」
棒読みでそういいながらさらにお餅を食べようとするハクの手をユンが叩いた。
ユン「俺は神官じゃないよ！」
ユリカ「この子がユンよ、ハクを助けたんだからちゃんとお礼を言ってね」
ハク「じゃ、こいつが神官？」
ユリカ「違う」
ヨナ「神官様……どこへ行ったのかな？」
ヨナはイクスの行き先を心配しているよう。
でも…イクスがふらっと出かけるなんてよくある事、そして泥まみれで帰ってくるのもよくある事。
ユリカ「イクスの事なら心配ないわ」
ヨナ「ユリカ……さん」
ユリカ「ユリカでいいわよ。
心配なら見てきたらどう？たぶん…すぐ近くにいるから」
ヨナ「うん……そうするわ、ありがとうユリカ！」
そういうや否や、ヨナ姫は駆け出していってしまった。
ユリカ「お転婆ね、あの姫様は」
思わず口の端からふっと笑い声が溢れる。
そして私たちもまた、ヨナ姫の後を追い…イクスの元へと向かった。
イクス「あなたが生きるということは、普通に平和に暮らすのとは違う」
ヨナ「え、」
イクス「あなたが生きるということは、この高華国を揺るがす嵐を起こすというとこと」
ヨナ「神官様…？」
私たちが到着すると、辺りを冷たい風が吹き抜けた。
イクス「あなたが、ただまっすぐに生きたいのなら……熱き血潮を止められぬのなら……あなたに神の声を伝えましょう」
イクスはそういって両手を祈るように合わせた。
その様子を、私たちはただ無言で見守るのみ。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます！そんなことないですよ、たまに口調が迷子になって焦ります笑 応援に応えられるように、これからも頑張ります！ (2018年3月27日 17時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 空百合さん» ありがとうございます！期待に応えられるよう、頑張って更新していきます！ (2018年3月23日 13時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - 覗きに来てみました〜！最初のところから始めてるんですね！面白そうなので、チェックしときます！続きも期待してます！ (2018年3月23日 12時) (レス) id: 3dba0349b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2018年3月11日 20時
