story10【私の思いを】 ページ11
ユリカside
朝、目を覚ました私は外に出た。
ユリカ「ん……っ！やっぱり早起きは気持ちがいいわね」
私はゆっくりと歩みを進め、森の中へと入っていく。
夜の森もいいけど、朝の森も気持ちがいい。
しばらく歩いていると、ヨナ姫とハクが倒れていた水辺に出た。風が吹き抜け、水に波紋が広がる。私は一度、大きく息を吸った……
ユリカ「ふぅ………静かだな」
早朝ということもあり、とても静かだ。
とはいっても、この場がうるさいことなんて…滅多に無いのだけれど。
ユリカ「！……？あれは？」
私は茂みの中に、あるものを見つけた。
それは大刀、それもかなり立派な。
ユリカ「ここに落ちてるってことはヨナ姫の…いや、それはないな。だとしたら、あの男のものか」
なら、目を覚ました頃に探しに来るだろう……そう思ったら案の定、あの男は目を覚ましたようで、森の中から現れて…キョロキョロと何かを探している。
ユリカ「お探しのものはこれかしら？」
人がいるとは思わなかったのか、ハクはかなり驚いた顔をしていた。
ハク「……あぁ」
ユリカ「目を覚ましてさっそく探しに来るなんて……よっぽど大事な物なのね、その大刀」
ハク「………姫さんを守るには大切なものだ。
ところで、おまえはあの家のやつか？」
私がハクに大刀を手渡すと、ハクがそんなことを聞いてきた。
ユリカ「そうだけど……何？」
ハク「いや、助けてくれてありがとな」
ユリカ「………別に、助けたのは殆どユンだから。
後でちゃんと、ユンにもお礼を言ってね」
ハク「あぁ、俺はハクだ。おまえは？」
ユリカ「私はユリカ、よろしく」
どうやら、この人はヨナ姫とは違って常識はちゃんと弁えてる模様。……たぶんだけどね。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます！そんなことないですよ、たまに口調が迷子になって焦ります笑 応援に応えられるように、これからも頑張ります！ (2018年3月27日 17時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 読ませていただきました！一人一人の口調とか分かってて凄いですね！？私は無理無理w頑張ってください！応援してます (2018年3月27日 13時) (レス) id: 60d35935a5 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 空百合さん» ありがとうございます！期待に応えられるよう、頑張って更新していきます！ (2018年3月23日 13時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - 覗きに来てみました〜！最初のところから始めてるんですね！面白そうなので、チェックしときます！続きも期待してます！ (2018年3月23日 12時) (レス) id: 3dba0349b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2018年3月11日 20時
