虹の魚と狐妖さん【フィッシャーズ】

魚と狐 ページ10

あれから、１ヶ月。

俺らは暇があれば個人で神社を訪れていた。

そして、ようやく全員集合できる日。

シ「やっと集まれたな〜」

マ「久々全員だな」

モ「じゃあ、あれ言う？」

ン「言おう言おう！ずっと我慢してたもん」

ぺ「？…何のことだ？」

ダ「おめえらなに話してんだ？」

ザ「なんか怖い」

シ「実はな…」

〜青年説明中〜

３人「「「狐妖さん？」」」

マ「そう、だから今日会いに行こうってこと」

ン「最初の出会い衝撃だと思うしw」

ぺ「衝撃なの？」

モ「俺らの場合衝撃だったよ」

ダ「なんだそれ？教えろ」

シ「そういや、あれ動画無かったか？」

ザ「動画あんの！？」

マ「あ、残ってるかも」

ン「探そ！」

ｶﾞｻｺﾞｿ

マ「あ、このやつだ」

モ「お、あった？」

メモリから探し、数分で見つけ出した。

それを見せることに。

『どうも、fisher'sシルク！』

『マァァァサイ！』

『モトキ』

『ンダホ〜！』

『今回はとある心霊スポットに行きます！』

『え…やだ』

『車開始時点で察しはつくだろ』

『確かにそうだけれども』

『今回どんなとこなの？』

『ここから少し先に行ったところに、上の方へ続く階段があるんですよ』

『階段でなんか起きんの？』

『いや、階段の上が神社でさ、そこでなんか起きるらしい』

『神社とかやなんだけど！』

『はーい行きましょー』

『シカトすんな！』

ﾄｺﾄｺﾄｺ

『ところで神社の名前は？』

『あ、忘れてた。ここの神社は…狐妖神社』

『狐妖神社…なんかありそうだな』

『働いてそう』

『いや雇用じゃねえよ』

『あw…漢字教えてw』

『狐とかいて妖怪の妖で狐妖神社』

『あからさまに何か起きそうな名前だな』

『ほら、もう行くぞ』

めんどいからシルク消えるとこまでカット

『よっと』

ﾄﾞﾝ

『うぇ！？シルクどこ行ったの！？』

『き、消えたんだけど！？』

『シルク！？シルクぅぅ！』

『まじでどこ行ったの』

『おーい…おーい…！』

『シルクーどこー』

『え、まじで消えた』ﾄﾞﾝ

『いててて…』

『え、シルク！？』

『お前どっから出てきた！？』

『ねえ！帰ろうよ〜！！』

またまたカットット

『お主ら、愉快じゃの』

『や〜愉快愉快…って誰！？』

『どこからの声！？』

『リアル天の声だ…』

『怖い怖い怖い！』

『なんじゃお主、もう忘れたのか』

『あ、さっきの！』

シ「ん！？止めろ止めろ！」

マ「あれ…これ…」

モ「おか、しい…よ」

ン「違う…ね」

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