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決行予定日 ページ46

ミ「明日!3人で来るからちゃんと準備してて!」

狐妖はそんなことを言われてからずっと台詞を考えたけれど良いものが思い付かなかった。
そんなこんなで次の日の夕方になってしまう。

狐「うむ…思いつかないのじゃあ」

頭を抱えて悩んでいた。
すると

百「遅くなった、邪魔するぞ。…どうした?」

狐「あ、百目鬼殿〜今お茶出すのじゃ」

百「あ、あぁ?」

百目鬼の声が聞こえた。
その瞬間顔を変えて元気よくそう言った。

狐「でーきたのじゃー!」

お茶を出すと百目鬼は満足そうな顔をした。

百「やはりお前の淹れる茶は匂いも格別だ」

狐「ありがとうなのじゃ!」

そんな会話をしていると遠くから声が聞こえた。

ミ「狐妖来たぞぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」

シ「こんにちわぁぁ!」

マ「こ、こんにち、わぁ」ハアハア

勢いよく階段を上ってきた二人と遅れてきた息切れ気味マサイがやって来た。

ミ「マサイ大丈夫かぁ?」

マ「お前ら、体力ありすぎ、なんだよ」

マサイはド正論しか言っていないがこの二人には運動に対する常識が全然通じない。

シ「階段ダッシュしてたおかげだな!」

ミ「実家でやって怒られてたわ〜懐かしい」

シ「良く競争したもんな〜」

マ「お前ら実家で何やってんだよ!?」

漫才のような会話を繰り広げていると神社から二人が出てきた。

百「お前らは静かにするということを知らないのか…ハァ」

狐「まあ愉快で良いじゃないか」

シ「あ、こんにちわ〜」

ミ「今日もお邪魔しやすぜ」

マ「お邪魔しますー」

静かだった神社から一気に騒がしくなった。
そしてミルクは狐妖と目を合わせると

ミ「あ、そうだ!私マサイと百目鬼に話したいことあったんだよねーてことでこっち着いてきてくれませんかね〜?お願いしゃーす!」

マ「別に俺はいいよ」

百「俺も別に良いぞ」

シ「え、俺は?」

ミ「兄さんには後で!家で伝えまっす」

すこし舌をだしてそう言ったミルクはマサイと百目鬼を連れて神社の裏へと向かった。

シ「ん〜…狐妖さんはミルクが何はなそうとしてるか知ってますか?」

狐「いや…知らないのじゃ」

シ「そうですか…」

二人の間に沈黙が訪れた。が、二人には居心地の悪いものではなかった。

溢れる"モノ"→←恋愛相談承ります。



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作者名:ゆずれもん | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年10月22日 21時

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