神社の中 ページ36
シ「狐妖さん！どこですか！」
神社の中を歩き回り探す。
ｶﾞﾀﾝｯ
シ「！？…この部屋か…！」
思いっきりドアを開けた。
？「！？」
シ「！？」
二人はじっと目を合わせて動かなかった。
シ「…誰？」
？「……シルク、さん…」
シ「俺を知ってる…？」
？「…ごめなさい」
シ「！！ちょっと！」
謎の少女は走って逃げる。
シルクはそれを急いで追いかけた。
シ「ﾊｧﾊｧ…っ…はぁ！？」
走り抜け、着いた部屋。
そこは暗くて、でもとても広い部屋だった。
しかし、異様な雰囲気がして、動けない。
シ「クッソ…なんだこれ！？」
？「！…シルク殿！？…今助けるよ」
聞きなれた呼ばれ方。
シ「！？…嘘だろ…？」
？「…早く出ていきな。やられちゃうよ」
心配そうな声で言う。
シ「狐妖さん…？」
？「私は、狐宮A。または、狐妖」
シ「…！？狐宮…？」
狐宮(ｺﾐﾔ)A。またの名を狐妖。
狐「…早く、出ていって」
シ「貴方を迎えに来たんです！」
"迎えに来たぞ！ほら、帰るんだろ！"
あの時。
シ「またいつもみたいに笑いあいましょうよ！」
"いつもみたいによ、笑ってんのが一番だろ"
狐「…やめて…」
彼の笑顔。
シ「俺に、任せてくださいよ！」
"俺に任せとけよ"
狐「…嫌だ…」
話し方。
シ「あの時の幸せが好きなんです！」
"あん時の幸せ、俺は好きだったな…"
狐「貴方は"あの人"に似すぎているの！！」
全てがあの人に似ていた。
シ「！？」
狐「"あの人"を思い出すから、あの時を、あの日々を思い出してしまうから…！！！」
楽しく、辛く。悲しかったあの日々が。
シ「狐妖さん…！！」
狐「これ以上言わないで！！」
耳を塞ぎ、彼女は泣きわめいた。
狐「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
神社に彼女の声が響き渡った。
更新してなくてごめんなさいby作者
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずれもん(プロフ) - 次々とコメントが…！ありがとうございます！ 狐「あやか殿、ありがとうなのじゃ」 皆も喜んでます！ (2018年11月14日 21時) (
レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - この小説面白くて、いつも拝見させて頂いています。これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: 916971c0e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
松ミンゴ。(^∀^)♭ - この小説 ｽｷｽｷﾞｨ！！ 更新待ってるぜえええええええ！ あ、応援して、ます。がんばって下さい。(☆A★)ぱりぴぃぃぃ！ (2018年11月13日 20時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - ありがとうございます！更新の励みになります。これからも頑張ります！ (2018年11月4日 7時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
