そういえば ページ16
シ「妖怪って昔は人だったんですか？」
狐「急にどうしたのじゃ」
シ「いや、ふと気になりまして…」
モ「言われるとすごい気になるな…」
マ「生まれ変わりなのか、幽霊のように現世に残っているだけなのか…ですかね」
狐「百目鬼殿、説明してくれぬか」
百「なぜ俺なんだ」
狐「我はその辺りにはあまり詳しくは無い。お主の方が詳しいはずじゃ」
百「…分かった」
俺達妖怪は、お前らの言う通り昔は人間だった。
妖怪は幽霊とは少し違ってな。
幽霊はこの世に残ってしまった魂。
妖怪は生まれ変わりのようなものだ。
ほとんどの妖怪は前世の記憶が残っていてな。
人間を恨むやつもいれば恨まず、仲良くしたいと思っているやつらもいる。
しかし、狐妖は前世の記憶が無い。
もしかしたら妖怪として生まれるためだけの魂だったのかもしれん。
だが、こいつの行動には人間の頃の名残と思われる行動が少々ある。
前世の記憶が無い妖怪は全妖怪の1%、はたまたそれに満たない程しか居ない。
このケースは、前世が辛いものに多いんだ。
狐妖はもしかしたらそうかもしれない。
シ「そうなんですね…」
狐「我も初耳じゃ」
百「この機会に言ってしまおうと思ってな」
霜「ついに言っちゃったのね♪」
狐「霜月殿も知っておったのか」
霜「もちろん♪」
マ「にしても…昔は人間…か」
ザ「なんか急に親近感湧いたんだけど」
ダ「貴方達も人間だったときがある、と」
霜「もっちろん♪あるよ♪」
ぺ「面影無いですね」
ン「ぺけ素直すぎ！」
モ「人間かぁ…仲間だ〜」
シ「お前ら本当にゆるいな」
狐「ﾌﾌｯ…お主らには、本当に飽きないのじゃ」
モ「僕らも何度来てもここには飽きないですよ」
ン「あ、また来たの！？てくらい来てもですww」
『あ、また来たの？バカみたい！』ｱﾊﾊﾊﾊ
ﾄﾞｸﾝｯ
狐「…」ｿﾞﾜｯ
シ「狐妖さん？」
百「またか？大丈夫だ、落ち着け」
ン「…なんか、悪いこと言っちゃいました…？」
霜「たまに、こうなるんだ。さっき言ってた前世の記憶が急に襲ってくるの」
マ「前世の記憶が…襲ってくる？」
霜「説明は後。狐妖を落ち着かせないとね」
〜数分後〜
狐「…すまぬの。またじゃよ」
百「気にするな」
霜「狐妖のせいじゃないもん♪」
シ「大丈夫ですか？」
モ「あの、今のは…」
霜「あぁ、説明するよ」
初めてなったのは、僕らがまだ幼い頃かな。
生まれて10年経ったぐらいのとき。
突然だった。
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ゆずれもん(プロフ) - 次々とコメントが…！ありがとうございます！ 狐「あやか殿、ありがとうなのじゃ」 皆も喜んでます！ (2018年11月14日 21時) (
レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - この小説面白くて、いつも拝見させて頂いています。これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: 916971c0e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
松ミンゴ。(^∀^)♭ - この小説 ｽｷｽｷﾞｨ！！ 更新待ってるぜえええええええ！ あ、応援して、ます。がんばって下さい。(☆A★)ぱりぴぃぃぃ！ (2018年11月13日 20時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - ありがとうございます！更新の励みになります。これからも頑張ります！ (2018年11月4日 7時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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