二十余り八つ隣 ページ30
見慣れた屋敷はどこか懐かしく感じられた
「兄上!美穂さん!」
千寿朗くんが走ってくる
視界が滲んだ
「千寿朗!帰ってきたぞ!」
『私たち、合格したんだよ!』
「はい!…はい!きっと帰ってきてくれると思ってました!」
夕焼けの中お互いをひしと抱き合い涙を流した
がらり、
戸が開く
「父上…俺は!俺たちは!」
「鬼殺隊に入ってどうなる、炎の呼吸なんぞ使って何になる」
「お、鬼を斬るのです!」
「…勝手にしろ
そこらの鬼を斬ってもどうにもならない」
師範が此方を向く
目を見開いて両肩を掴まれた
「何故____
何故鬼殺隊になった!!そんな真似今直ぐにやめろ!
全集中の呼吸が常中ができるからといってお前の身体は弱いままだ!!負荷に耐えきれず死.ぬ!!
鬼殺隊士なんぞやめてしまえ!!!」
頭が真っ白になった
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←二十余り七つ隣
90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Regulus(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます!! (2020年4月1日 13時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:七月 | 作成日時:2020年3月12日 11時