【鬼滅の刃】幼馴染の君の隣【煉獄杏寿郎】 (ページ18)

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十余り六つ隣ページ18

鎹鴉だ…昔触らせて貰ったな…
それよりお館様って確か鬼殺隊で一番偉い人だったよね
え、それって師範早く向かわないとやばいんじゃ…

『し、師範…』

「俺はお館様の元へ向かう。案内は…杏寿郎！」

「はい！」

「後は頼んだ！」

それだけ言うと師範はいつの間にか居た黒い人達と行ってしまった…

杏寿郎は千寿郎君を抱っこしている
いつの間にか寝てしまったらしい

『じゃあ…お願いします』

「うむ！着いてきてくれ！」

目が、合わないなぁ…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「＿＿で、ここが母上の部屋だ！」

『すごい…広いかったね……』

家は驚くほど広い
全部屋場所を憶えるとなると気が遠くなってくる

…さっきから杏寿郎がそわそわと落ち着きがない
台所で瑠火さんを見かけたからそこに行きたいのかな…

『…千寿郎抱えるの代わろうか？』

「？！い、いや、大丈夫だ！」

『瑠火さんのとこに行きたいんじゃないの？』

「そういう訳ではないんだ！」

じゃあどういう訳なんだろう
正直私まで落ち着かないからどうにかして欲しい

あ、こっち見た
…何か顔赤くない？

「美穂！」

『何？』

「俺のことは！撫でてくれないのか！」

『…はい？』

「よもや、言ってしまった！」

……何を言っているんだろう

『いや、構わないんだけど…何故？』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「知らん！」

『やっぱ杏寿郎顔赤いよ、熱？』

「言わないでくれないか！！」

うわ声でかっ！

そんな大声上げたら…

「うぅ…」

『起きちゃった…』

「すまない千寿郎！部屋で寝かせるか！」

『そうだね』

…あっ、瑠火さん手伝わなきゃ