10年後 3 ページ23
降谷「つまりな、家っていうのは、大切な人に会うための場所なんだよ。」
??
優「でも、一人で暮らしてる人は?その人は大切な人に会うための場所はないでしょ?」
俺の質問に少し困った顔をする父さん
降谷「優は難しい質問をするな。うーん、大人になって、大切な人ができたら、優もわかると思うよ。」
『優!零!早く来ないと置いてくよー!』
降谷「ほら、母さんが呼んでるぞ。行こう」
俺をおろして手を引いてくる
優「うん!」
あんまり帰って来なくても、俺はこの2人の子でよかったと思った
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詩音 side
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私は詩音
家族は凪おじさんとお父さんとお母さん、それに弟の優
お父さんのお母さんたちは私が生まれる前に死んじゃってて、お母さんのお母さんたちは…よくわかんないけど、あったことがない
すごく優しいお母さんや、凪おじさんが会わない方がいいっていうくらいだから、別に会いたいとはあまり思わない
今は、悠真君のお母さんたちの提案で「家族で」海に来てる
めったに一緒にいられないお母さんやお父さんもいるから私は朝からテンション上がりっぱなし
でも、子供の中では私が一番上だから、ちゃんと世話しなくちゃ
新「詩音姉ちゃん、早く!どれがいいの?」
蘭花「お父さんが買ってくれるって!」
新君の向こうで新君のお父さんの新一さんが笑ってる
新一さんは日本が誇る名探偵って言われていてよく新聞なんかに出ててお父さんやお母さんの古くからの知り合いらしい
詩音「じゃ、じゃあ…ジュースを…」
新一「わかった。それじゃ、蘭、子供たちをよろしくな。」
蘭「わかった。それじゃ、新、蘭花、詩音ちゃん、優君、行こっか。」
蘭花「おかーさん、悠真君は?それに、詩音ちゃんのお母さんたちも…」
そういえば、お母さんたちいないな
蘭「ああ、悠真君たちなら、先にチェックインしてくるから先に遊んでてっていわれたんだ。だから、早くいって遊ぼうね。」
蘭さんは私たちの背を誘導していく
蘭さんは空手が得意で鈴木財閥が作った道場で空手の師匠を真さんとやっている
ちなみに、優もそこに通ってる(私もだけど…)
新「詩音姉ちゃん!ほら!」
ばしゃっと海水をかけてきた新君
すっかり気を抜いていた私は思いっきり水をかぶってしまった
詩音「うわぁ!ちょっと新君!もう〜!それっ!」
そのあとは特に何も考えずにはしゃいでた
園子さんが来るまでは…
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Ruriyuri - とても読んでて楽しかったです! (2022年11月17日 22時) (レス) @page38 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり☆(プロフ) - すみません、最近きちんと更新したつもりがデータが多々消えてしまうことがありまして、原因がわかり次第直しますが申し訳ございません。 (2020年6月5日 0時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2020年5月30日 14時