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少し気になったので、携帯を取り風見に連絡をする


そのときふと目に留まったのがさっきもらった今日の朝ごはん


まさかな、なんて思いつつも気になってしまい財布の中から十円玉を取り出し、みそ汁に触れさせる


降谷「…フッ、参ったな。風見か?今すぐこの病院内に捜査を入れてくれ。」


風見「降谷さん?どうかしたんですか?」


はっ!赤井とA!!


降谷「…話はあとだ、いいな?今すぐここに捜査官を送り込め」


俺は早口に言って電話を切り、無理やり体を動かした


Aの方は点滴は打たれていなかった


しばらくは大丈夫か


赤井の病室は、一般病棟


ナースステーションに書いてある患者名簿から赤井の名を探し急いで駆け込む


途中止められたが全力ではねのけた


腹の傷が痛いとかそんなことを気にしている暇はない


降谷「待て、赤井!」


赤井の病室の駆け込むとちょうど味噌汁を手にしているところだ


赤井「どうした、こんな朝早くから。まだ朝飯の最中じゃないのか?」


降谷「そのトレイの上に置いてあるやつ食べたか?」


赤井「いや?これから手を付けようと思っていたところだ」


降谷「じゃあ、今日の朝来た看護師、昨日の人だったか?」


赤井はその質問にもノーと答える


俺は先ほど使っていない部分を赤井の味噌汁につけた


するとその十円玉は俺のと同じように錆が取れた


赤井「………酸化還元反応…ということは、青酸カリ?」


降谷「やっぱり赤井のにも入っていたか…」


赤井「なぜわかったんだ?」


降谷「看護師が俺の事を降谷さんって呼んだ。」


赤井「だがそれだけでなぜ毒が盛られていると分かるんだ?」


降谷「気になってそいつの名前を聞いたら、華原夏美って言ったんだ。しかもAの偽名と同じ字でな。おかしいと思うだろ?こんな身近に存在する人間の名前を上の人たちは偽名にしない。つまり、そいつが名乗った方が偽名だという事。組織はつぶしたが残党が残っている可能性もなくはないから風見に電話して捜査を頼んだ時にふと思ったんだ。もし残党が残っていたら誰を狙うか、それは自分たちの組織を壊滅に導いた奴らじゃないか、と。」


赤井「なるほど、つまり、あの場で裏切ったバーボン、死んでいたはずの俺、同じく裏切ったAに手を出しに来たと考えたのか。本堂瑛海は昨日志保からUSBを受け取って帰ったからな。」


降谷「AはICUで寝ているから直接的に仕掛けるか薬剤をすり替えるか」

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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Ruriyuri - とても読んでて楽しかったです! (2022年11月17日 22時) (レス) @page38 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり☆(プロフ) - すみません、最近きちんと更新したつもりがデータが多々消えてしまうことがありまして、原因がわかり次第直しますが申し訳ございません。 (2020年6月5日 0時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2020年5月30日 14時

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