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バニー「そういえば、有里ちゃんも卵焼きにソースかけてましたよ?」
バニー2「誰かの癖が移ったとか言って…ほら!」
写真を見せてもらうと笑顔でソースと卵焼きを手に移っている有里さんが
化粧1つで化けるな、女の人って…
私普段メイクなんてやらないしな
諸岡「とにかく!私が彼女に毒を盛る理由は何一つありませんよ!!彼女は私のお気に入りだったんですから!」
小五郎「とか何とか言って…実は彼女に結婚を迫られていた困っていたんじゃないですか?卵焼きにソースをかけるのも愛人であるあなたの癖が移ったとか?」
ああ、なるほど
一応筋は通るか…
小五郎「脅迫状も自作自演!彼女は自分の身代わりに毒を盛られたと思わせて殺す算段だったのかな?あんたの奥さんに愛人がいるとバレる前に…」
諸岡「じょ、冗談じゃない!彼女と私がいくつ離れていると思ってるんだ?!それに私の妻は半年前に亡くなったよ!病気でね!!」
お気の毒…
目暮「ほぉ…スマホの誤操作で警報音を鳴らしてしまい…そのせいで、被害者を含む店内の人たちが地震警報だと思いグラスを置いて自分のスマホを見たわけですな?」
深町「は、はい、旦那様が眼鏡を取りに行っている間にメールチェックをしておこうとしていたらつい…スマホにはなかなか慣れなくて…」
高木「…ということはその時あなたは眼鏡をかけていなかったんですね?」
深町「ええ、ですからあの時はぼんやりとしか見えていなくて…あの時、だれがどのグラスをテーブルに置いたかなんてわかりませんでした…皆さん同じ格好ですし…」
小五郎「なーんていってるけど、実はレーシック手術でもう視力回復してるんじゃないでスか?」
深町「そういわれるならかけてみてください!私の眼鏡を!」
小五郎「うわっ!こりゃスゲー!!逆にこんなんかけてよく見えるな!」
深町「もちろん、コンタクトレンズなども付けたことはありませんよ!まあ、つけていたとしたら私の体か、私の周りのどこかにあるはずですから…どうぞ存分に探してしていただいても構いませんよ…そもそも私も旦那様と同じく動機がありませんよ…この店に来るのはいつもついでですし…」
目暮「ついでとは?」
深町「旦那様はこの店の隣の洋服店を御贔屓にしていらっしゃるのですが…買ったスーツの裾上げをしている間この店で時間をつぶしているだけですから。そうですよね?旦那様…」
諸岡「あ、ああ…」
さっきから歯切れ悪いな
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小恋 - とてもおもしろいです!続き楽しみに待ってます! (2020年7月19日 14時) (レス) id: 5d360a6c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2020年5月22日 22時