公安と同居？！３【安室透／降谷零】 (ページ47)

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コナン「着いた。いつも思うけど遠いよな。」

灰原「文句言わない。あの子たちがついて来てもだめでしょ？」

風見「！君たち！」

ちょうど警察病院に入ろうとしていたところどこかに電話をしようとしている風見刑事に出くわした

コナン「風見刑事！どうしたの？何かあった？」

風見「ちょうど君たちに電話をしようと思っていたんだ。降谷さんが、目を覚ましたんだ！」

コナン「それ本当？！」

風見さんは心底ほっとした顔で俺たちを案内してくれる

ガラッ

コナン「ふ、降谷さん…」

降谷「新一君かい？その様子だとまだ薬はできていないようだね。やぁ、志保さん。元気かい？」

灰原「ええ、まあ。あなただけでも起きてくれてちょっとは晴れたわね。」

降谷「あなただけでも？他に誰か負傷者がいるのか？」

灰原「いいえ。あなたが起きるまでの5日間でほとんどの人たちが目を覚まし、回復に向かっているわ。」

降谷「ほとんどは？」

灰原「赤井さんと…」

灰原はそこで言葉を区切る

コナン「Aさんだよ。」

降谷「！！なぜ？！何があったんだ！」

風見「降谷さん、あまり動くと…」

俺はあの日の事をぽつりぽつりと話し始めた

最後まで話した時には灰原も目を伏せている

Aさんを本当の姉のように慕っていたのだろう

降谷「Aは…Aは今どこにいる？」

風見「降谷さんとは違い、まだ容体も安定していないのでICUに…」

降谷「赤井は…無事なのか？」

コナン「うん、足の怪我と腕での怪我以外は無事だったよ」

降谷「そうか…」

降谷さんはどこか安心していた

赤井さんが無事なことに安心したように見えた

降谷さんも赤井さんに心を許してきているのか

降谷「Aのところに連れて行ってくれないか？」

風見さんはすぐに医師に確認を取る

だが、さすがに今日はダメだといわれる

そりゃそうだ

早くても明後日だという

コナン「じゃあ、俺たちも明後日また来るよ。普段寝れてないだろうから、しっかり休んでね。」

降谷「ああ、そうするよ(ほかにやることもないわけだしな…)」

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降谷 side

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降谷「ここは、どこだ？」

あたりは一面白

なにがあったんだ？

奴らは？

？「は？！おまっ…なんでここにいるんだよ！」

しばらく聞かなかった声が聞こえる

声のした方を振り向くとここにはいないはずの人間が

降谷「…松田…」