公安と同居？！３【安室透／降谷零】 (ページ12)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:58,400 hit

１０９ページ12

コナン「有里さん、いつもその爪付けてるの？」

バニー「ええ、たまには別のにすればって言ってんだけど「これが私のトレードマークよ」って聞かなくて…」

ってことはずっと変えてないってことだけど…

それで何かあるわけじゃないし

蘭「でも、今日は散々だなー」

あ、待って、新一君の前で言ったら…

コナン「散々って？」

蘭「運悪く有里さんの付け爪踏んでたし、いつの間にか財布落としてたし…トイレの前に落ちれたのを安室さんが拾ってくれたみたいだけどね…」

コナン「安室さんが？」

ほら、食いつくー

安室「僕がどうかしたかい？」

コナン「ううん…何でもないよ…」

小五郎「まぁ、床に落ちた付け爪くらい踏んじまうよ…シャーロック・ホームズみてーに虫眼鏡もって歩き回ってるわけじゃねーんだからな！！」

！！そうか！あれを使ったから犯行が可能になったのか！

有里さんが付け爪を変えないことを利用して…

諸岡「だから何度も言ってるだろ？警部さん！！確かに私はグラスを持った有里ちゃんとすれ違ったが…それはほんの一瞬で…彼女のグラスに毒なんて入れられなかったよ…」

紗菜「毒を入れられないのは私も同じ…彼女にぶつかってワインをひっかけただけなんだから…」

深町「私も彼女がグラスをテーブルに置いたとき眼鏡をかけていなくて…毒を入れようにもどれが彼女のグラスなのかわかりませんでしたから…」

『私は別に入れられないという事はありませんが初対面なので動機がありません。』

諸岡「だから早く彼女が運ばれた病院に行かせてくれませんか？！彼女が心配なんだ！」

小五郎「なーんて言ってるが、本当は結婚を迫られていて困り果て、毒殺しようとした彼女の死を…見届けに行くんじゃないスか？」

それは違うけどね

紗菜「もしかしたらトドメを刺しに行く気かも？」

諸岡「それは君だろ？！このまま彼女がいなくなれば売り上げナンバー1は君になり、多額のボーナスが入る…有里ちゃんに聞いてるよ！難病で入院している父親の手術費に困っているそうじゃないか！」

紗菜「はぁ？執事使って彼女に手切れ金渡そうとしてたオヤジに言われたかないわよ！」

諸岡「手切れ金？何のことだ？！」

え？諸岡さん知らなかったんだ

ってことは深町さんの独断？

目暮「とにかく！あなた方4人はもうしばらく事情聴取に付き合ってもらいますよ？有里さんのグラスに毒を入れられたのはあなた方だけなんですから」