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まず、諸岡さん
諸岡さんは有里さんに言い寄られていたから毒を盛ったって線があるけど
有里さんがお気に入りのバニーガールですれ違ったのは一瞬
さっきも考えた気がするけどそんな一瞬で毒をグラスに入れるなんて無理だ
だから、容疑者から除外
次に、紗菜さん
紗菜さんはナンバー1の座が奪われるのを防ぐために有里さんに毒を盛ったって線が考えられる
有里さんに奪われると思って毒を盛ったとしても諸岡さん同様一瞬で盛るなんて無理
もし二人が何かしらのトリックを使ったとしても紗菜さんはバニー姿だったからできることなんて少ないし
…まあ、次を考えよう
最後に深町さん
現状この人が最有力容疑者だけど、眼鏡をかけていなく、周りがぼんやりしていてどれが有里さんのグラスが分からなかった、か…
実際眼鏡にはかなりの度数が入っていたみたいだし、コンタクトも出てきてない
うーん
高木「ところで、執事の深町さんがスマホで警報音を鳴らして…有里さんがグラスをテーブルに置いたとき、村上さん、あなたはどこにいらしたんですか?」
紗菜「ベ、別のテーブルにいたわよ!スマホで変な音出して大騒ぎしてるからなんだろうって近づいたら有里とぶつかってワインひっかけちゃったってワケ!ねえ、そうだったでしょ?私、変な音がしたときいなかったわよね?」
そう言って後ろにいる私たちに同意を求めてくる
『ごめんなさい、私の場合トイレに行くために席を外していたからその件すら知らないの』
諸岡「あ、私も…深町君の眼鏡を取りに行っていたからねぇ…」
深町「有里さんがワインでぬれたカフスを取りかえにいったのは、警報音の少し後だと記憶しておりますが…音がしたときあなたがそばにいたかどうかまでは…」
紗菜「だからいなかったっていってるでしょ?本当よ警部さん、信じて!」
うーん、紗菜さんがもし、警報音が鳴った時そばにいたなら犯行は可能だよね
やっぱり、犯人がどうやってグラスに毒を盛ったかが分からないと
警部はまた零の話聞きに行っちゃったし
蘭「あ、あのー付け爪を拾ったんですけど…もしかしたら有里さんのかも、ユリの花が描いてあるし…」
バニー「そうそう、有里ちゃんの付け爪よ!それ!」
高木「どこにあったんですか?」
蘭「そ、それが…私、どこかで踏んだみたいでスニーカーの裏に食い込んでて…だからボロボロに…」
高木「有里さんが倒れたときに飛んだんでしょう…仕方ないですよ」
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小恋 - とてもおもしろいです!続き楽しみに待ってます! (2020年7月19日 14時) (レス) id: 5d360a6c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2020年5月22日 22時