公安と同居？！２【安室透／降谷零】 (ページ45)

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９３　FBI時代ページ45

(注)〈は英語で話しているときです夢主ちゃんの英語でしゃべるときは《です

簡潔に言うと、私は16の時、海であった秀一さんにアメリカで会うことはなかった

私が22で警察学校を卒業し２４までは警察庁の公安部に

結構ハードだったけど、仕事にはやりがいを感じていたし、苦ではなかった

再開したのはそのときだ

たまたまFBIと公安の合同捜査の時

これからその会議があるということで先にコーヒーでも飲もうと自動販売機に向かっていると、一度見たことのある顔とすれ違う

連れの女性もいるようだ

赤井「A……」

『秀一さん……お久しぶりです。』

？〈シュウ？誰この子？日本の警察に知り合いなんていたの？〉

あ、英語か

《こんにちわ。初めまして、公安に所属しています、美織Aと言います。》

？〈あら、公安の方だったの、初めまして。私はFBIの、ジョディ・スターリングよ。よろしくね！〉

髪は長くなっているし、前と違ってニット帽をかぶっていたけど、すぐに分かった

赤井「君…警察になっていたのか。それも日本の。」

『あなたもイギリス人なのにМI６ではなく、わざわざFBIに入ったんでしょ？それに私はもともと純日本人よ。確かに顔はハーフっぽいけどね。』

私たちが話していると思い出したように質問をしてくる

ジョ〈あなたですか？シュウの言っていた海であった子と言うのは〉

秀一さんジョディさんに話してたんだ

《？ええ。たぶんそうね。もう8年ほど前になるかしら？でも安心して。あなたのボーイフレンドを奪うつもりはないわ》パチッ

軽くウインクを決めその場を去る

ジョディさんは図星だったのか頬を赤らめている

可愛い

同い年くらいかな

うまくやってけるといいな

他の組織との捜査なんて初めてだし

ジョ〈キザね、彼女…／／(今は彼女じゃないけどね…)〉

赤井〈8年前もああだったよ。〉

なんて話をしているなんて全く思わなかった

それで一緒に捜査をして久しぶりに表舞台に立って活躍した

そのことがよく効いたのかわからないが上から1年間FBIに行ってこいとの指令を下され、私は秀一さんたちFBIとともにアメリカに発つことに

『にしても…なんで私が…私よりも腕の立つ捜査官はいっぱいいたでしょうに…』

ジョ「それ、推薦したのはシュウなの！」

『へぇー、秀一さんが…って、ええ？！日本語分かるんですか？私が英語で話した意味！』

ジョ「あら、ごめんなさい。」