公安と同居？！２【安室透／降谷零】 (ページ3)

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赤井「ところで、誰だ？そのガキ…」

彼・秀一さんの眼先には真純ちゃん

ん？知らないのか？

あれ？秀一さん、目元けがしてる

何があったんだろ…

しっかりと鍛えてある体は一般人に負けるような感じではない

カツアゲの線はないか…

だったら、ただ単に事故？

秀吉「妹だよ！メールで写真送っただろ？」

いや、妹忘れるなよ…

赤井「そういやぁ渡米する前母さんの腹が膨らんでたな…」

無関心…

秀吉「それより、メアリー母さんは？兄さんのホテルに迎えに行って一緒にここへ来たんじゃないの？」

ああ、なるほど

今の秀吉君の一言で気になっていたことが解けた

『きっと、ホテルで喧嘩でもしたんでしょう？』という私の問いと彼の「ホテルでやりあって」はほぼ同時にいわれたと思う

聞くと、手刀を受けたらしい

よっしゃ、ビンゴ

赤井「…お前何ものだ？」

私がひとりでにガッツポーズをしていると、不思議そうに声をかけてくる

『ただの推理好きの高校生ですよ…』

ちょっとカッコつけてみちゃったり？まあ事実だし

フッ、と笑った後秀吉くんにお母さんの事を伝える

？「頭を冷やすのはあなたのほうよ…アメリカで勉強したいっていうから留学させたのに…「本当は父の事件の真相を探りに行ってた」ですって？しかも、大学を卒業したらＦＢＩに入るだなんて…まるで死神に魅入られた幼稚な子供のよう…」

うわーお、美人なお母さま？なのかな？さっきの秀吉くんの言葉から察するにメアリーさんだよね

赤井「グリーンカードもアメリカ国籍も取った…あとは三年の職務経験を積み筆記試験と体力テストにパスするだけ…問題はないさ…」

いや、すごすぎやしないか？秀一さん…

赤井「まあ、右側通行になれなくて運転免許を取るのには手間取ったよ…元いた国もここも左側通行だったからな…」

へー、元いた国ってことは日本が母国じゃないんだ

日本以外の左側通行の国ってどこだろ？

うーん、とうなっているといつの間にかメアリーさんと秀一さんの会話は終わっていた

秀吉「Aさん！僕らは海の家で焼きそばでも食べようと思ってるんだけどどうかな？」

『じゃあ、私は海の家の近くでジュース買います！あと、Aでいいですよ！敬語も外してください！』

秀吉「分かった。じゃあ、A。僕も敬語外して！」

『了解！』

秀吉くんは気さくでいい人だな

気になるのは秀一さん…ちょっと話してみたいな