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突然だが、あのお酒の話があった後ここ3週間
零が家に帰ってきていない
そりゃわたしだって今の所ずっと潜入捜査みたいなのはなくても、公安で仕事をしている以上暇じゃない
だから、仕事してる時は特に何も感じない
ただいつもは一個開けたデスクで仕事してる零がいないというだけ
でも、家に帰っちゃうとやっぱり考えちゃう
今日で3週間だ…
一応家には帰ってきてるらしい
洗濯のシャツは置きっ放しになってるし、1人で寝ていたはずのベッドなのになぜか朝起きると彼の部屋着のTシャツも置いてあるから
でも、わたしはあいつに触れられてない
悔しいけど、寂しい
今までずっと一人暮らしだったのに…
あの人の存在を知ってしまうと寂しくなった
すごいよなぁ、愛って
こうも人の気持ちを変えてしまうんだから
ポアロに行っても、いるのは蘭ちゃんか新一くん
職場に行っても、いるのは風見さん
組織の場所はわたしは知らない
私は最近秀一の家に(工藤邸)に行くことが増えた
少しでも1人の時間を減らすためだ
そこにも、時々新一くんがいる
あ、そうそう
哀ちゃんとも、蘭ちゃんとも仲良くなったよ
早く零に伝えたい
いつも、「よーし、今日こそは!」って言っておきてるんだけどやっぱり自分の眠気には逆らえず仕方なくベッドで寝てしまう
でも、もう3週間もたってしまう
流石に会いたい
触れたい
話したい
私は一生懸命起きていた
なるべく、起きてられるように面白そうなテレビを見て
1時半…
うう…眠い…
もう無理だと思った瞬間!
ガチャ
私はその音を聞いてすぐさま玄関に走った
『零っ!おかえり…』
そのまま零にとびついて彼の胸に顔を埋めた
零の匂い…安心する
降谷「これは驚いた。起きてたのか。ただいま、A。」
そう言って私のおでこにキスする
でも…3週間も私を待たせたんだよ?
おでこにキスじゃ足りないよ
私は零のネクタイを引っ張って背伸びをして、零の唇にキスをした
零は目を見開いてる
『もう…ずっと待ってたんだから…』
私は気づいたら半泣き状態だった
降谷「こんな状態にするまで俺は寂しがらせていたんだな。ごめんな。でも、とりあえずひと段落した。後一歩だ。もう少しで組織に関わる重要な情報を手に入れられる。そしたら、」
彼はそこで言葉を切って、その後強く言い放った
降谷「結婚しよう。」
え?!
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shibuyu(プロフ) - こんにちはさん» ごめんなさい!それ私も気付いてたんですけど今更直すと色々あるかなって思って直してないんです!でもご指摘ありがとうございます!次にこの単語を出すときは注意しますね!これからも作品をよろしくお願いします! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
こんにちは - お話面白かったです!1つ気になったことは降谷さんは『警視庁公安部ゼロ』じゃなくて『警察庁警備局警備企画課のゼロ』ってところですかね...警視庁にはゼロはありませんからwまぁ細かいですしあまり気にしないでください。これからも更新頑張ってください。 (2020年3月29日 21時) (レス) id: 0542b8d48a (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 千斗さん» 今気づいた…直しときます! (2019年12月24日 17時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
千斗(プロフ) - 34の次が37……? (2019年12月22日 22時) (レス) id: d7da2dbe0d (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 千斗さん» すみません!気づきませんでした!あ、作者です!本当にありがとうございます!直しときます! (2019年12月8日 23時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2019年7月10日 19時