公安と同居？！【安室透／降谷零】

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零 side



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朝7時


そろそろ起こさないと怒られるな



降谷「おーい、A起きろ。遅れるぞ。」



そう言いながら肩を揺らすが起きる気配がない



正直、俺のベッドで小さく丸まってすやすや寝てるAを起こしたくない



可愛いし



だが、起こさないとAに怒られる



『うーん…まだ眠い…零…いま何時…』



降谷「7時10分。早くしろ、昨日遅れただろ？」




『わかったよぉ…ふぁ…おはよ〜』



降谷「おはよう。とっとと着替えて髪の毛直してこい。寝癖ついてる」



『ええー？はーい。』



寝起きの彼女はいつ見ても可愛い


普段はぱっちり開いてる目が寝起きだとトロンとしてる



俺はこの間思ったことがある



A…欠点あるか？



いい点ならいくらでもある



１、顔が美人



２、気さくで、笑顔が綺麗



３、仕事ができる



４、基本、人とはいい関係を保っている(俺としては独り占めしたいんだが…)


５、料理も上手い



６、整理整頓がしっかりできる


ほら、顔・性格・家事・仕事どこを取っても百点満点だ



一体どこに欠点があるのだろう？



『…い…零…零！』


ハッ


つい考え込みすぎて何も聞こえなかった


周りを見回す



横にポツンとAがいた



『どうしたの？まだ眠い？それともまだ甘えモード？』



いや、どれも外れてるんだがww



Aは俺より年下のうえに背もそんなに高くない



165くらいがいいとこだ



あれ？165って普通に高いよな



俺が高いだけか



ただこの身長差のおかげで彼女の上目遣いが見えるからこれ以上嬉しいことはない



『零！！行くよ！もう8時！』


俺は考え事をしながら自分で支度を済ませてたらしい



自分で言うのもなんだがすごいと思った



『れーいー？どうしたの？朝からずっとぼーっとしてるよ。』



あ、ヤバイヤバイ



しっかりしないと


でもな、知りたいよな欠点



いつも通り仕事を済ませ、もう日付が変わりそうになった頃



『れーいー！終わった？帰ろー？』



なんか、Aって顔に似付かない性格してるよな



そこか？いや、なんか違う



降谷「酒、飲み行くか？」


ぽろっと口から自然に出た言葉が酒だった



『んー？何か悩み事でも？まぁ、いーよー。このAさんが悩みを解決してあげましょう！』


悩み…か、あえて言うならAだな


そう思いながら近場のよく松田たちと言っていた酒場に向かった

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