7 ページ10
〜更に1年後〜
Aside
今日は、始業式だった。1つお姉さんになって、初めてクラス替えをした。Aは、2年2組。明日から楽しみだなぁ。と思いながら帰っていると、突然知らないおじさんに声をかけられた。知らない人だからと、無視して急いで帰ることにした。途中で後ろを振り返ると、さっきのおじさんがついてきている。怖くてどうしようと思っていると、中学の入学式が終わって帰ってくるたぁくんを見つけて助けを求めた。
〜会話〜
前田：たぁくん助けて！
大倉：Aどうしたん？何かあったん？
前田：知らないおじさんに声をかけられて無視して通り過ぎたら、ついてきてるの(泣)。
大倉：知らないおじさん？ってジャニーさん！？
ジャニーさん：you、この子の知り合いかい？
大倉：同じ施設なんです。もう何年も一緒にいるので幼馴染みたいな感じです。
ジャニーさん：なら話は早い。君、ジャニーズに興味ない？
前田：ジャニーズって、たぁくんが入ってる？
ジャニーさん：そうだよ。もしよかったらやってみないかい？
前田：急に言われても…。たぁくん、どうしよう。
大倉：俺はやってみてもいいと思うで。俺も忙しくなったらいつでもAと一緒にいられるわけやなくなる。やけど、Aが事務所に入れば、これからも長い時間一緒にいられるで。
前田：A、たぁくんと一緒にいたいから、事務所入る！
ジャニーさん：本当かい？ところで君、お名前は？
前田：前田A、8歳です。
ジャニーさん：ありがとう。あと、申し訳ないんだが、ほかのJrたちの混乱を避けるために、youたちの関係性と、施設のことは言わないから、Aは色んな人となかよくするように！
前田：わかった。おじさんありがとう！
ジャニーさん：こちらこそ。Aのこれからのことは大倉を通して連絡するから、大倉頼んだよ。
大倉：わかりました。今日はありがとうございました。またよろしくおねがいします。
大倉、前田：(二人で頭を下げる。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：PAL | 作成日時：2023年4月24日 18時
