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3 帰り道 ページ4

炭治郎side


授業が終わり、ホームルームも終われば急いで廊下に出てAを待つ。
学校を出てからは俺からAの手を繋いであげる。


「Aの近くだとやっぱり安心するな」


手は恋人繋ぎで指同士を絡めた。
俺よりも華奢な手が可愛くって優しく握ってあげる。


「あ、そうだ…今度うちのパン屋に来てよ」

「炭治郎の家ってパン屋なんだよね」

「うん、今日もAは購買のパンだったし俺の家のパン食べてほしいなあ」


Aのためなら美味しいパンを沢山作ってあげれる。


「今度招待してよ、行ってみたい!」

「そうそう、食べさせたい試作品もあるんだ」


パン屋には先生もこの学園の生徒も来てくれるがやっぱり好きな人に来てもらいたい。


「あ、もう家が近くなってきたからここでもういいよ、送ってくれてありがとう」

「分かった、じゃあまた明日!」


ちゅっ


俺は頬にキスを落とす。
唇にAの柔らかい肌の感触が伝わってきて堪らなかった。
天使のような肌、食べちゃいたいくらい可愛いななんて思ってしまう。

Aは照れつつも手を振りかえしてくれた。

Aの姿が見えなくなってから俺も家に帰りだす。

俺はAにいろんなことをした結果、キスが一番いいことに気が付いた。

お互いにハグは最初はどぎまぎしたものの最近ではすんなりとできてしまうし、
善逸が前に言ってた壁ドンも試したけど何がいいか分からなかったし…。

けれどキスは顔を近づけることができ、お互いに相手をハグ以上に
意識し合えた気がするからキスは愛情確認のようなものだった。
することに対しては慣れたけどするときに感じることはいろいろあって、
一番恋人でいることが実感できる気がした。

明日はどんなキスをしてあげよう…?

Aにキスすることが楽しみで幸せで仕方がなかった。

4 勇気を出して→←2 屋上の扉前



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シノブ(プロフ) - ヤバイヤバイめっちゃドキドキしました!!ドキドキをくれてありがとうございます<(_ _)> (2022年4月9日 9時) (レス) @page42 id: 1ffddb9be4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - ぽぽぽぽぽさん» コメントありがとうございます!甘い炭治郎が書けて良かったです! (2020年5月22日 9時) (レス) id: a6eb1143e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽぽぽ - ごはぁ!(炭治郎にやられた音)面白いです! (2020年5月7日 12時) (レス) id: 7a7fe6581f (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - ロゼオさん» わ〜!ありがとうございます!!また書きます!更新頑張りたいと思います、感謝です…!! (2020年4月1日 18時) (レス) id: a6eb1143e2 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼオ(プロフ) - とても面白かったです!こんな感じのちょい甘が好きなのでまた書いてくれると嬉しいです!煉獄さんの小説の更新頑張って下さい! (2020年4月1日 15時) (レス) id: dea7ecbd36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふわむにゃ | 作成日時:2020年1月20日 0時

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