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二階は二つのブースに分かれてた 。
でかいレコーディングスタジオのように
機材や楽器が所狭しと並んでた 。
「 流石天才クズ男 」
「 ん、そりゃどーも 」
「 また失恋ソングか 」
「 まあな？泣けるやろ？くく 」
「 …ほんまやな 」
渋谷すばるの一言で 、若い男は
切なそうに笑って私に歩み寄ってきた 。
「 どうだった 、あの歌 」
「 凄く素敵でした 」
「 ふーん、ほな これ どうぞすばるくん 」
「 次回作は明るい歌を期待 」
「 ふは、じゃ 帰って」
渋谷すばるは 、ゆっくり腰を上げて
受け取ったCDと楽譜を持って微笑んだ
「 A、じゃあな ！ 亮も！ 」
す、スターに名前で呼ばれる日が来るなんて
今日は厄日なんだか、良い日なのか
「 Aっていうんや 」
「 はい 、逢崎 Aです 」
「 俺は、錦戸亮 30 作曲とか作詞やってる 」
「 …年上⁈ 」
くく、と喉を鳴らしてわらうと
ポケットから携帯を取り出して私の写真を撮った
「 泣き虫パンダやで 自分 」
錦戸亮のスマホの画面には 、
マスカラが涙で落ちた パンダみたいな顔が映ってた
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柴汰(プロフ) - ∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞さん» ありがとうございます！ 私の妄想に付き合っていただけるだけで有難いのに 、そう言ってもらえてとても嬉しいです！頑張ります！ (2015年7月4日 10時) (
レス) id: 0281db72fb (このIDを非表示/違反報告)
∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞(プロフ) - すごい話に引きこまれました。更新頑張ってください！ (2015年7月4日 9時) (レス) id: acfca5df97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柴汰 | 作成日時：2015年6月28日 13時
