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「 いいですっ… 帰りますっ 」
「 どこに？ 」
「 …っ 、それは！ 」
「 おっさんに拾われてホテルでも？ 」
「 そんなわけっ 」
「 野宿？スーツで？ 俺、なんもせーへんよ、ほんまに 。 」
うるうるチワワや 柴犬みたいに見つめてくる 。
今日の寝る場所だけでも借りていいかな。
心の中でなぜか甘えてしまった 。
「 …っ、でっっか！ 」
目の前に立ちはだかるのは天上人が住んでそうな
ありえない大きさ 、そして高いデザイン性の戸建て
のまえに、小さくて見たことある顔の男 。
「 … あ、来た来た天才クズ男 」
「 なんや 、すばるくんやん 」
「 し、しぶたに すばる 」
「 まあ 、すばるくんもお嬢ちゃんも入って 」
今をときめく、歌手の渋谷すばるが
気さくな笑顔で微笑み返してくる
マスクと眼鏡をしててもわかる。
ファンだし 、熱狂的なではないけれど 。
「 …お、じゃまします 」
「 邪魔すんで！ 」
「 すばるくんは曲のはなしやろ 」
「 分かってるやん？ 」
そういうと、二階へ上がってく私を拾った男
このでかい敷地に一階全てで一部屋 。
キッチン ベッド ソファ テレビ ダイニング
全部まるまる収まってる
「 …何者？ 」
「 アイツは、天才クズ男やで 」
最近短髪だった髪が 、目にかかるくらい伸びた
渋谷すばるは 、くく と喉を鳴らして笑った。
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柴汰(プロフ) - ∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞さん» ありがとうございます！ 私の妄想に付き合っていただけるだけで有難いのに 、そう言ってもらえてとても嬉しいです！頑張ります！ (2015年7月4日 10時) (
レス) id: 0281db72fb (このIDを非表示/違反報告)
∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞(プロフ) - すごい話に引きこまれました。更新頑張ってください！ (2015年7月4日 9時) (レス) id: acfca5df97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柴汰 | 作成日時：2015年6月28日 13時
