もう離れないで【zm】 (ページ26)

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二十五話ページ26

※主人公がshpに番がいるのを知ってたにも関わらず、家に
呼んでたりしてたことには疑問を持たないでください汗

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その後は3人で飲んで飲んで飲みまくった。この3人で飲むのは初めてだったが、そう思わせないくらいに会話が弾み、気づけば9時を回ろうとしていた。

「もうこんな時間か。いちごちゃん大丈夫？息子くんとか。」

『そろそろ帰らないとかもです。トントンにも迷惑かかるし。』

「じゃあ、ここでお開きにしますか。」

「そうやね。俺も明日朝早いし。」

『明日帰っちゃうんですか？土曜日なのに。』

「俺が今行ってる会社土曜もあんのよ。はーめんどくさ、早くここに戻りたい。」

是非早く戻ってきてください、と私とショッピ君が口を揃えて言えば、「かわええこと言うね」とオスマンさんが口角ゆるゆるな顔をして言った。
お礼の品は流石に今日あげることは出来ないので、後日オスマンさんがLINEで欲しいものを伝えることになった。

お会計をし、3人で店の外に出た。

「2人と別れたくないなあ。寂しいからお別れのぎゅーしちゃおっと。」

ショッピ君、私の順にオスマンさんがハグをしてきた。
普段そういうことを嫌がるショッピ君でも嬉しそうだ。
オスマンさんのハグはお母さんのハグみたいで落ち着く。

...大の大人が店の前でハグしてるってよくよく考えたらちょっとやばいけど。

そう思っていると、ふと隣にある店の方から声がかかった。

「あれ？Aさんじゃないっすか。

ちょっと先輩、はよこっち来てくださいよ！」

え、誰？と思って隣を向くと見覚えのある水色の天然パーマにグルグル眼鏡。そして、とってもとっても大きな体。

『...！チーノ君じゃん。久しぶりだね。』

「お久しぶりですぅ。、、えーとそちらの方は？」

「どうも。ショッピっす。」

「Aちゃんの上司のオスマンですぅ〜」

「ショッピさんとオスマンさんですね。僕はAさんの兄と同じ会社に勤めているチーノといいます。」

3人の自己紹介が終わった後、チーノ君がいたと思われる店からもう1人誰かが出て来た。

「なんやチーノ。お前俺が会計してる時にはよ店出てきてくださいとかアホちゃう？」

「それはすみません。それとご馳走様です！」

店から出てきた人はどこからどう見ても見覚えのある人だった。

『あ、ゾムじゃん。』

「よっA。大丈夫だったか

...って何で俺以外の人とハグしとんねん。」

あっ。