#7 ページ7
「あれ、テヒョンのシャンプーの匂い」
ジミンを車で迎えに行けば突然後ろから聞こえた声に私は冷や汗が止まらない
「昨日テヒョンイこの車で帰ったのかな?」
「さぁ?」
「テヒョンイのシャンプーいい匂いだよね」
「そうですね」
「えー、Aちゃんなんか顔青いよー
どうした……のって
もしかして」
「言わないでっ」
「え、本気?」
「いけないことしたって分かってるから」
「スヨンさんみたいに遊んでるの?」
「違う、私は本気で……」
「でもだめなことしちゃったんでしょ」
「はい」
普段優しいジミンからは想像できないくらい怖い顔をしている
「Aちゃんがテヒョンイ好きなのは知ってたけどまさか先に手出すとは思わなかった
先に手出しちゃったら本気でも本気って伝わらなくなっちゃうよ
それにジョングガだって」
「でももうしょうがないじゃん
どうしようもなく好きでどうしよもなくスヨンさんが恨めしくて
昨日テヒョンがスヨンさんのことで泣いてたのみたら
私だったらって思っちゃったんだもん
それにジョングガは関係ないじゃん、今」
ジミンの傷付いたような軽蔑した視線がバックミラー越しに見える
そんな表情しないでよ、私だって泣きたい
1185人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「テヒョン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
志葉 紫(プロフ) - yukaさん» ありがとうございます!どきどきこれからもできるような作品になるよう頑張ります! (2022年8月2日 19時) (レス) id: 4f6ed7c9a4 (このIDを非表示/違反報告)
志葉 紫(プロフ) - ミリさん» コメントありがとうございます!なるべく皆さんが楽しめるような作品ができるよう頑張ります! (2022年8月2日 19時) (レス) id: 4f6ed7c9a4 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - すごくドキドキしながら楽しく読ませていただいています!楽しみに待っていますのでこれからも頑張ってくださいね! (2022年8月1日 10時) (レス) @page27 id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミリ(プロフ) - はじめまして。お話をとても楽しませていただいてます。ご自分のペースで頑張ってください! (2022年8月1日 8時) (レス) @page27 id: ee68355fee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:志葉 紫 | 作成日時:2022年7月26日 8時