#43 ページ43
「僕はスヨンと別れられたあの日からずっとAと恋人だと思ってた……」
弱々しいテヒョンの声
言っている意味が聞きたい言葉すぎて驚きで何も言えない
「丁度今日あれから１ヶ月だからここも一生懸命選んでとったの」
いつもと違うホテルに納得する
「ちゃんと付き合ってってどちらとも言わなかったからわからなかった
ごめん」
謝ればぎゅうっと抱きしめてきて
「僕のこと嫌い？」
なんて聞くから一生懸命に首を横に振る
「好き、ずっと好きだった」
そういえば口を四角にして笑うから
何故か涙が出てきた
嬉しい
「気が早いけど」
想いがやっと重なってお互いに自然に顔が引き寄せ合う
重なった唇から温もりが感じられて一層涙が出た
お互い見合って微笑めばごそごそとテヒョンがポッケを漁って小さい箱を出す
「ペアリング？」
「うん、」
右手の薬指に指輪を嵌めてくれる
そして左指の薬指をちゅっと吸って赤い印をつける
「予約！」
そう嬉しそうにいうテヒョンが愛おしくて愛おしくてたまらない
愛してる
-fin-
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志葉 紫(プロフ) - yukaさん» ありがとうございます！どきどきこれからもできるような作品になるよう頑張ります！ (2022年8月2日 19時) (
レス) id: 4f6ed7c9a4 (このIDを非表示/違反報告)
志葉 紫(プロフ) - ミリさん» コメントありがとうございます！なるべく皆さんが楽しめるような作品ができるよう頑張ります！ (2022年8月2日 19時) (レス) id: 4f6ed7c9a4 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - すごくドキドキしながら楽しく読ませていただいています！楽しみに待っていますのでこれからも頑張ってくださいね！ (2022年8月1日 10時) (レス) @page27 id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミリ(プロフ) - はじめまして。お話をとても楽しませていただいてます。ご自分のペースで頑張ってください！ (2022年8月1日 8時) (レス) @page27 id: ee68355fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志葉 紫
| 作成日時：2022年7月26日 8時
