２番目でもいい【TH】

#38 ページ38

「はぁぁぁぁ」





「ごめん」





「大丈夫」











スヨンさんが泣きながら帰ってからどっと疲れが来て大きなため息をついてしまった












「まさか男だと間違えるなんて」




「ね、こんなに可愛いのに」




「ちょ、おでこにキスしないでよ」



「ん？口がよかった？」




「ちょ、んっ」




「ねー、もう我慢できない
もう一回しよ？」











女の子ばりに可愛く聞いてくるテヒョンに頷くしかできない








最中何度も私の名前を呼ぶ彼












スヨンさんと完全に別れた今



私とはどういう関係になるのだろうか













そういうお友達？











どちらとも付き合ってと言わない今の関係















今私が付き合ってって言ったらテヒョンは付き合ってくれるの？


















「あ、遅刻」




「やば、ヒョンに怒られちゃう

Aは仕事？」





「あるけど夜からだよ」





「じゃぁ、これ、はい！」





「え、鍵？
こんなの渡しちゃっていいの？」





「いーのいーの
戸締り宜しくね？」












そう言って急いでシャワーを浴びに行く彼







ねぇ、私どうすればいい？











鍵なんて渡されたら入り浸っちゃうよ？

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