２番目でもいい【TH】

#22 ページ22

JM side








「ここのメイクもう少し暗くして欲しいんですけど」









控室にジョングガの低い機嫌の悪そうな声が聞こえる











「いや、でもこっちの方がお似合いですよ」




「僕はもっとこう暗い方がイメージに合ってると思うんですけど」










機嫌悪いマックスのジョングガがメイクさんの意見にくってかかる












「ジョングガ〜落ち着かなよー」









少しふざけ気味で言ってはみるもののふいと横を向くジョングガ






Aちゃんが辞める前の雰囲気に戻りつつある








辞める時に皆んなと仲良くしてって言われたと

態度悪くてごめんなさいってメンバーに謝ったジョングガ








Aちゃん怒ると怖いから言うこと聞いてます、とふざけて教えてくれた可愛いジョングガが今は不機嫌マックスの4歳児














「あつっ」









ジョングガに気を取られてると一際大きい声が奥の方で聞こえた













「すみません」




「僕、伝えましたよね
普段通りでって」










普段優しいホソギヒョンが耳を抑えながら怒っている







そこに走ってくるマネヒョン





手には保冷剤













「すみません」











半泣き状態のメイクさんが頭を下げてもホソギヒョンの機嫌は治らなくて……





耳を痛そうに抑えてる










アイロンを耳に当てられてしまったらしい

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