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《登坂side》
『わっ？！』
登坂「…え、なに！？」
何時かわかんないけど、Aちゃんの大きな声で目が覚めた。
何事かと思ってAちゃんを見ると、めちゃくちゃ俺のことを睨んでる。
『………臣さん、バカなの？』
登坂「え、俺？」
『なんで上脱いでんの？寒くないの？起きた時に裸の奴いたら普通にビビるじゃん』
登坂「え、ごめん…」
なんか当たり強くね？
あれ？おかしいな…
登坂「だって暑かったんだもん」
『もう心臓に悪いし』
登坂「そんなに？」
『普通に驚くでしょ！』
登坂「Aちゃんと一緒に寝てたら暑くなっただけ。なにもしてないよ？」
『当たり前じゃん。まだ少し寝るから』
登坂「何時？」
『5時』
登坂「まだ余裕で寝られるな」
『おやすみなさい』
登坂「おやすみ」
俺に背中を向けて、寝ようとするAちゃん。
登坂「背中向けないでよ〜」
『…なんで？』
登坂「寂しいじゃん」
『知らないよ』
登坂「Aちゃんが冷たすぎて死ぬんだけど…」
『…はぁ(溜息)もうわがままかよ』
冷たい一言を言い放ったのに、俺の方を向いてくれたAちゃん。
登坂「ありがとう」
ーチュッ
『…はい、帰って〜』
登坂「えぇ！？帰るの！？」
『調子に乗るからでしょ』
登坂「やだ、ごめん」
俺の謝罪に対してはリアクションもなく、普通に寝る体勢に入ったAちゃん。
たぶん眠いから冷たいんだよね？
普段はもうちょっと優しいもんね？
とりあえず今はそっとしとこう。
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しばた(プロフ) - 小田島陸さん» コメントありがとうございます！笑っていただけてるならよかったです(笑)頑張って更新していきます！ (2018年7月25日 14時) (
レス) id: 23efadc8de (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - このお話面白いですね。←ちょこちょこ、笑わせてもらってます。というか、このお話を見てると、自然と笑顔になれるんですよね。これからも、更新楽しみにしてます。 (2018年7月23日 16時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しばた | 作成日時：2018年7月4日 1時
