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《登坂side》
登坂「Aちゃん」
『ん？』
登坂「あんまり可愛いことすると襲いたくなるからやめてくれる？」
『…は？』
登坂「久しぶりに会えて、めっちゃテンション上がってるからね」
『離れたらいい？』
登坂「それはダメ。離れたら体中を触るからね」
『変態』
ボソッと低い声で呟いたAちゃん。
あんなに低い声出るの？ってくらい低かった…
登坂「嘘！冗談だからね？」
『うん、わかった。わかったから、ホントに寝かせて』
登坂「ごめん(笑)おやすみ〜」
『おやすみ』
俺に抱きついたまま眠りに就いたAちゃん。
抱きつかれてるところがあたたかくて、日頃の大変なことも忘れられる。
俺はAちゃんがいてくれないと、どうしようもないみたい。
Aちゃんと会うだけで心が軽くなって、なんでも頑張れる気がする。
もう俺はAちゃんなしでは生きられないくらい好きなんだけど、Aちゃんはまだなの？
俺の気持ちだけが大きいの？
今度、面と向かって聞いてみよう(笑)
とりあえず嫌われてはいないみたいだけど、あんまり好きとか言われないし？
結構な期間、俺が片想いしてるよね…
Aちゃんを抱きしめながら髪の毛をなでると、身をよじって抱きついてくる。
無意識にこんなことするのも危険！
いつ俺が狼さんに変わるかもわかんない(笑)
なんならいつか、誰かに連れてかれちゃうんじゃないかって心配だわ。
髪を黒く染めて、幼くなったAちゃんを見つめながら、俺も眠りに就いた。
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しばた(プロフ) - 小田島陸さん» コメントありがとうございます！笑っていただけてるならよかったです(笑)頑張って更新していきます！ (2018年7月25日 14時) (
レス) id: 23efadc8de (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - このお話面白いですね。←ちょこちょこ、笑わせてもらってます。というか、このお話を見てると、自然と笑顔になれるんですよね。これからも、更新楽しみにしてます。 (2018年7月23日 16時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しばた | 作成日時：2018年7月4日 1時
