王子の妹はクールビューティー２

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《Aside》



岩田「やっぱり落ち着くな〜」

『だね〜、実家に帰ると楽できるから好きだわ』



実家のこたつでぬくぬくしてるお兄ちゃんと私。

明日には東京に帰らないといけないのが嫌。

明明後日からは新しい職場になるのも嫌(笑)

めっちゃ緊張するのが想像できるから。



母「剛典もAと一緒に帰るんでしょ？」

岩田「うん、東京の家の掃除とかしてないから(笑)」

『年末は忙しかったもんね』

母「Aは新しい職場になるんでしょ？大丈夫？」

『まぁなんとかなると信じたい』

岩田「なにかあったら俺が出ていくから大丈夫」

『やめて。本気でやりそうで怖いから！なんのために他人のフリすると思ってんの？』

母「剛典の過保護も相変わらずなのね(笑)」

『最近は三代目全員だよ…マジで素性をバラすのはやめてよ』

岩田「えぇ？仲良くしたいんだけど」

『せめて仕事で結果を残してからにして』



私とお兄ちゃんの話を聞いて、ニコニコしてるお母さん。

こんなやり取り見てるのも懐かしくなるらしい。


お母さん、私たちは東京に出てからもこの調子です(笑)

あなたの子供たちは成長してないかもしれません…笑



母「今日はみんなですき焼きにしようか」

『やったー！！お肉いっぱい買わないと！』

岩田「すき焼きって実家でしか食わないよね？」

『自炊では鍋までが限界だよね。1人ですき焼きしようと思わないもん』

岩田「基本料理しないじゃん(笑)」

『これからはする予定なの！
お母さん、お兄ちゃんがお肉買ってくれるって！』

岩田「マジかよ(笑)別にいいけどさ」

『運転は私がするね〜』



お父さんは外出してるから、親子3人で買い物に出た。

久しぶりで楽しいな〜。

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