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ｷｭﾋｮﾝ「ﾁｬﾝﾐﾝとは、お付き合いを？」
「私とﾁｬﾝﾐﾝ同い年よ、貴方も同い年なんでしょう？」
ｷｭﾋｮﾝ「そうなのか...」
「ﾁｬﾝﾐﾝと私は割り切った関係よ。それに、ﾁｬﾝﾐﾝの事は大丈夫。映画の撮影って言えば大丈夫よ」
ｷｭﾋｮﾝ「あぁ」
ｴﾏとｲｪｿﾝﾋｮﾝは2人でこの会議室から出ていってオレとこの、ﾃｨﾅもといAと2人取り残されて気まずい。盗み聞きするつもりは無かったしそもそも、俺達はKRYでの会議があったから早めにｲｪｿﾝﾋｮﾝと来ただけだし。
「あ...そういえば、もう1人いるはずじゃなかった？」
ｷｭﾋｮﾝ「あぁ...ﾘｮｳｸは収録があるから、遅れてくる。」
「そう...」
沈黙が気まずい。帰りたい。早くｲｪｿﾝﾋｮﾝ帰ってこいよ...
「お茶、飲む？」
ｷｭﾋｮﾝ「ありがとう、あの、オレ舞台も見た。とても良かった。凄く感動した、映画もDVD全部持ってる…(ｿﾝﾐﾝﾋｮﾝがだけど...)」
そう言えば、目の前に座った彼女は優しく微笑んだ。あぁ、このシーン映画にあったな。
「嬉しい、ありがとう」
ｷｭﾋｮﾝ「歌がとても上手だったのが印象に残ってる。SMEの練習生の時から歌を？」
「えぇ、歌唱部門で合格したの」
ｷｭﾋｮﾝ「俺と同じか...」
彼女は苦笑いしながら鞄から白紙の紙と短くなった鉛筆を机に広げた。その仕草ひとつがとても綺麗で絵になる。
ｷｭﾋｮﾝ「あっ、危ない」
そう声に出したが遅く、飲み物は机一面にこぼれる。遅かった。
「ご、ごめんなさい、濡れてない？」
ｷｭﾋｮﾝ「俺は大丈夫、拭かないと...」
「これ...よ、これだわ！」
彼女は嬉しそうに笑った。可愛いまるで、大人の色気を吹っ飛ばしたかのように笑う。先程まではあんなに色っぽく綺麗だったのにあぁ、世界中の男が惚れるだけある。
ｷｭﾋｮﾝ「これ、とは？」
「彼女は、このコップのように彼を思っていたけどいっぱいになるのに気付かなかったのよ...だけど、ある日とっても些細なきっかけで気付くのよ...彼女はずっと彼を思っていた、と。それで全て...全て...」
ｷｭﾋｮﾝ「でも、遅かった」
「そうで、この白紙の紙は思い出」
ｴﾏ「ちょっ！アンタなにやってんのよ？びちょびちょじゃない！」
ｲｪｿﾝ「あーぁ...予備のシャツあるから着る？」
「ありがとう」
ｲｪｿﾝﾋｮﾝに優しく微笑むﾃｨﾅを見て少し胸が痛む。俺は、俺は...SUPER JUNIORのｷｭﾋｮﾝだ。だから、こんな感情は...いらないんだよ...
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作者名：ヨツユ | 作成日時：2018年6月14日 8時
