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何故こうなった、全員分の水を取りに行く事になったのはいいが、どうしてﾋﾁｮﾙｵｯﾊﾟまで付いてくるの？
「どうして、付いてきたの？」
ﾋﾁｮﾙ「ん？ああ、気になったから」
「なにが？」
ﾋﾁｮﾙ「引退寸前だった女優が親友だけの引き抜きで韓国で本格的な活動するって何かありそうだなって思ったから」
「素直にどうも。"ﾋﾁｮﾙｼ"貴方は昔からそうよね野次馬みたいで嫌。私が韓国で活動しようとアメリカで活動しようと貴方には関係ないじゃない」
ﾋﾁｮﾙ「それは、そうだ。だけど、お前が来ることによって事務所もそれなりにリスクを背負うだろ？特に"恋愛関係については"な？」
意地悪い顔して彼はそう言った。
ホント、この人のこういう所が嫌いなのだ。本当に、嫌。
「私は、もう二度と誰とも恋愛するつもりも結婚するつもりもない。ここ韓国には遊びに来たわけじゃないし、仕事をしにきたのよ」
ﾋﾁｮﾙ「あぁ…最愛の人を亡くしたから？」
「っ！？......関係ないじゃない、貴方には」
ﾋﾁｮﾙ「そうか、てっきり次の相手を見つけに来たかと思ったよ」
「っ！！」
気付けば頭に血が上って彼の顔面に持っていた水をぶっかけていた。私は、そんなつもりでここに来たわけではない。
「バカじゃないの」
そう言って練習室へと戻り荷物を持ちエマに帰る、と告げるとエマはただ呆然と立ち尽くしていた。
ｲﾄｩｸ「ちょ！？ﾋﾁｮﾙ！？なんでそんなに濡れてるの！？」
ーーーーー
ｴﾏ「ﾋﾁｮﾙｵｯﾊﾟ！！気持ちはわかるけど少しは考えてよ！！あの子まだ、」
ｲﾄｩｸ「ちょっと、ﾋﾁｮﾙ、まさか言ったんじゃないよな？」
ﾋﾁｮﾙ「大した事言ってねぇーよ。最愛の人を亡くしたのか？くらいしか聞いてねぇー」
ｴﾏ「それ、地雷なんだよ！！なにしてくれてんの！？あぁもう！！」
ﾋﾁｮﾙ「うるせぇ、お前も思ってんだろ？気付いてんだろ？アイツがそう言われるたび、傷つく顔するたびに売れる、それにいい曲書くって」
「.....でも、わかってる。間違ってはない。言い訳するつもりもない、だけど、マネージャーとしてはそう思ってるよ。けどね、幸せになって欲しいのよ」
ｷｭﾋｮﾝ「話が全く見えないんですが？」
ｲﾄｩｸ「あ...うん。ｷｭﾋｮﾝとﾘｮｳｸはそう思うかも...調べたらたくさん出てくるよ…」
ﾋﾁｮﾙ「胸くそ悪い内容ばっかだけどな」
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作者名：ヨツユ | 作成日時：2018年6月14日 8時
