青城に天使が君臨しました。【青葉城西】

44 【虚しい】 ページ46

花巻side



いっやぁー、俺はさっきから、Aの寝顔画像を見て、



ニヤニヤの真っ最中だったのだが、



そんなニヤニヤも吹き飛ぶぐらいに冷や汗をかいている。



いや、だって、この合宿は恐ろしいよ。←



さっき、泊まる部屋に案内されてね



そしたらだよ、そしたら



マネージャーはマネージャー同士で寝るらしいけど、



俺らと階が違うのね！！



そりゃ、健全な男子高校生と女子高校生を同じ階にするのは問題があるんだろうけど！



まあね、だろうね！



超虚しいね！



で、今はその泊まる場所に荷物を置いている。



及「あー、Aと寝たい」



岩「変態野郎。」



松「だったら、告れ。」



及「何言ってんの、そしたら、本当に付き合っちゃうから皆、悲しくなるよ？」



ああ、うざい。



Aいないと、華が無いんだな、青城バレー部は。



花「早く、体育館いこーぜ」



松「そうだな。」



岩「おう」



及「俺が一番先にAに会いに行くもんね！」



岩「変態野郎に負けてたまるか」



このあと、及川と岩泉が合宿所から猛スピードで体育館に向かっても、



先生やコーチ、監督に見つからずに着いたのは



ある意味、凄いと思う。

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