無気力男子と同居している件について。【ＨＱ！！】

33 カオス。 ページ35

評価、コメントありがとうございます！

言葉がややこしくなりそうなので、
無気力達には名字や名前の頭文字を付けたいと思います！


Aside


「ねぇ、食べよー」


私はダンダンとダイニングの机を叩く。


赤「ごめん、今いいとこ。」


「うわ、カオス」


私以外の六人はリビングでじんせーゲームを始めていた。


「ていうかさ、夕飯出来るころになんで私抜きでゲームしだすの」


研「やりたかったから」


分かるけど！！


月「あ、激辛麻婆豆腐なんですよね、今日。」


「だけど、何か？」


まって、少し気になるんだけど…


賢二郎と太一がハ〇ーポッ〇ーを読みながらじんせーゲームやってんだけど。


お前ら、月バリしか読まなかったよね…


あと、やっぱ長編だからか


いやいや、じんせーゲーム始めるんなら読むのやめろ！


さらに、英とか新発売されたキャラメル食べてるし、夕飯だよ！？


「もういいもん、一人で寂しく食べてるもん！」


私はくるっと背を向けて激辛じゃなくした麻婆豆腐を口に入れる。


うん、私、天才じゃね？


丁度いい辛さじゃん、


でも、やっぱ寂しくなって六人の方を向いてみる。


あ、前言撤回。


余計、寂しくなった。


だって余計カオスだよ？


みんな二刀流してる。


さっきと同じように、賢二郎と太一は読んでるし、


実は研磨は電子ゲームをやりながらじんせーゲームもしてる。


あと、京治はコーヒー飲んでて、テレビのニュース観だしたし。


英の札束の量が多いし、賢二郎と太一の月バリ読んでるし、


蛍は片手にスマホでヘッドホンしちゃってるじゃん！


せっかく作ったのにー、


もう、お前ら、カオスすぎなんだよ！！！

34 激辛麻婆豆腐の素。→←32 甘党なので。

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