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＊
さて、と。
引っ越して暫く。
やっと色々と片付き、ばたばたも収まり、テヒョンの春休みもあと少しで終わりそうという今日この頃。
「……どうしよう」
わたしはネットやら求人雑誌やらと日夜睨めっこしていた。
住み込みで働くという高校時代のなんとなくの将来像は見事に崩れ去ったし、なんだかんだ具体的な方向性のないまま卒業して今日に至ってしまっている。
他の子みたいに高校のうちに資格とか取っておくべきだったよなぁ、なんで今更ながらに思う。
どうして大学に行くつもりもなかったのに普通科に進学したんだっけ。
まぁ、けど今更そんなこと言ったって後の祭りなのはわかっているけど。
「どうしよう」と相談したら、ジンくんはただ。「Aのしたい事をすれば良い」とナムジュン先生に言われたのと同じ様な事だけ言った。
ジンくんだってまだ会社では新人という扱いに違いないし、その上高校を卒業してそのまま就職している。
三人が生活するにはどう考えても苦しい筈だ。
「なんなら働かなくてもいいよ」なんていってはくれるけれど流石にそこまでは甘えられない。
したい事……、は特にないから兎に角時給が高いアルバイト、と。
ジンくんにはいくら高くても深夜のアルバイトはなし。と釘をさされた。
後お酒がらみも出来るだけなしね。と相変わらずの過保護っぷりで。
取り敢えずわたしのやれそうなのを掛け持ちして、ちょっとでもジンくんの負担を減らせたらなぁ、って。
そんなこんなで。
掛け持ちしているものの一つである飲食店でバイトをしていたら、夕方ごろ来店するわたしと同い年くらいの子は。
……みんな、大学生だったり、きちんとしたスーツを着て、高校を出て働いていたり。
少し羨ましい、なんて。
事を。思ってしまう。
(…………とは言っても、わたしが正規に雇ってもらった所で迷惑かけるだけだし)
お客さんの帰った机を片付け、お皿やコップを運びながらとん。と、少しだけ。
体をクリーム色の壁に預けた。
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しろい@ゾンビ(プロフ) - りんごさん» りんごさんコメントありがとうございます〜(；；) 涙を拭いに走りたいです。自分の書いたものを大好きだと言って頂けてとても幸せです…！ほんとにほんとに感謝感謝です！ (2019年9月29日 21時) (
レス) id: c91a121712 (このIDを非表示/違反報告)
しろい@ゾンビ(プロフ) - セジュンさん» ほんとはもっと、なんか、気持ちを伝えられたらいいのですがお許しください、全部終わったらまた帰ってきますのでその時はまたお会いできたら嬉しいな…！ほんとにほんとにありがとうございました！ (2019年9月29日 21時) (レス) id: c91a121712 (このIDを非表示/違反報告)
しろい@ゾンビ(プロフ) - セジュンさん» セジュンさん、お久しぶりです………！ほんとは匿名の方でコメント頂いてからずっとずっと言いたかったのですが、とても遅くなりました、合格おめでとうございます……！ご報告頂いた時何故か自分もすごく嬉しかったです(；；) (2019年9月29日 21時) (レス) id: c91a121712 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - しろいさん、やばいです、このお話。泣きすぎて目がパンパンだし、鼻水止まらないし、本当にやばいです。とても感動しました。大好きです、この小説。これからも応援してます。 (2019年9月28日 20時) (レス) id: 6488f51157 (このIDを非表示/違反報告)
セジュン(プロフ) - しろいさんの文章力にはほんと脱帽です……。読むのがこんなに遅くなってしまったことを後悔です(:_;) 本当に！ 完結！！ おめでとうございます！！！！！ そしてお疲れ様でした！ いつでもしろいさんの作品を待ってます、また必ず読みます！！！ (2019年9月27日 7時) (レス) id: e5a9caf33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろい
| 作成日時：2019年9月15日 15時
