【HAIKYU】36色の色鉛筆～幸せにしてやりたいんだ２【黒尾鉄朗】Another Story ED-01 (ページ3)

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幸せにしてやりたいんだ 26 ページ3

私の携帯にメールの着信があり､メールボックスを開くと赤葦さんからだった｡

京治は無事で､今病院にいるということだった｡

打撲を負っているが命に別状はない､護身術の心得があるから重傷にならずに済んだと言っていた｡

京治を心配して､梟谷のチームメイト､光太郎､木葉､猿杙も一緒にいるという｡

私は京治の無事が確認でき漸く安心することが出来た｡

私たちを助けるため囮になってくれた京治｡

私と鉄朗と京治にケガを負わせた男たちは警察に暴行､傷害の現行犯で逮捕されたそうだ｡

私はみんなの無事にほっとしながら早く鉄朗の傷が良くなるように看病して､私も体調を万全にしてバレー部をサポートしていかなきゃな…と考えていた｡

私のために自分の身体を､そして命をも投げ出そうとしてくれる仲間たち｡

私は自分に何があっても受けた恩は忘れないし､裏切らないし､ちゃんと返そうと思っている｡

鉄朗…､春高の東京予選は光太郎や京治のいる梟谷に勝って全国大会に一緒に行こうね｡

衛輔も春高に出れるといいな｡

優生も頼れるリベロに成長してきてるけどね｡

音駒の背中を守る守護神はやっぱり衛輔でしょ？

鉄朗と衛輔のバカみたいな冗談ややり取りをまた見て笑いたい｡

みんなが揃って初めてチーム音駒だもん｡

光太郎､京治､負けないからね？

強豪校同士の戦い､楽しみだよ｡

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