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今更否定なんかしても遅いということは誰よりも分かってるけど、しなきゃやってられない。




くすくす笑うこいつが恨めしい。…というか、最初に書いたのお前だし、お前が書いてなかったら俺絶対書かなかったし、だから恥ずかしいことしてるのは元太だし。



なのになんでこんなに余裕なのか分かんない。




「いや……ほんと、可愛いことするよね、海斗って。」




「はぁ……!?…っえ、うわっ!」




有り得ないことを言われて気が動転していた時に、元太が俺の腹に回していた腕に力を入れて後ろに引っ張ってきた。




もちろん体勢とかつけてなかった俺は簡単に体を持ってかれて、気づけば目の前にはイタズラな笑みを浮かべた元太の顔。




…なんで背中に床が当たってるんだろう。


…なんで腕を押さえ付けられてるんだろう。




その答えは、服に侵入してきた元太の手つきが教えてくれた。




「可愛いことしてくれた海斗にはご褒美あげないとね。」




「ちょ、⋯それは、俺には別にご褒美にならないでしょ!」




…なんていう俺の叫びも元太には届かず、俺はもう二度とあんなことはしないと心に決めたのだった。




fin

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作品ジャンル:恋愛
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紫亜(プロフ) - kn_さん» コメントありがとうございます。ただいま私生活の方が落ち着いてきているのでゆっくりになりますがお話を作成中です。もうしばらくお待ちくださいませ。(*・ω・)*_ _)ペコリ (2021年10月22日 21時) (レス) id: c21d0ca7dc (このIDを非表示/違反報告)
kn_(プロフ) - 更新待ってます☺️ (2021年10月22日 18時) (レス) id: 26288553d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫亜 | 作成日時:2021年8月26日 15時

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