検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:34,647 hit

Story 6 ページ6

今日の夜ご飯が、



なんだかいつもより美味しい気がする。。





涼介くん、今頃何やってるんだろうな……



って、何を考えてるんだ私は…!





まるで恋する乙女みたいじゃん。





でも今日は、涼介くんと話ができて嬉しかった。。





明日も話せたらいいな……。





とにかく明日学校が楽しみだ……



なんて何年ぶりの気持ちだろう。。





いや、でも特に何の楽しみもなく真面目に毎日



何も考えずに学校に行ってたから、



そんなふうに思ったこともないかも。





楽しみって思わせてくれるのは、



涼介くんなのかもしれない。









「ごちそうさま」









食べ終えた皿を片付けに行こうと立ち上がった時、









侑「ちょっ…ちょっと待って」





「な、何?侑李…」





侑「ちょっと、一旦お座んなさい…」





「え…?」









侑李に引き止められ、言われた通り座り直す。









「何??」





侑「本当に分かんないの?止められた理由」





「わかりません」





侑「そうだよね。Aの周りにクエスチョンマークが何個か見えるもん」





「うん」





侑「うん…って……」









苦笑いをする侑李に、更に疑問が増える。









「え、なになに?」





侑「あのね、ずっとニヤけすぎなのよ…あなた」





「え?」





侑「だから、さっきから顔がニヤけてて…正直キモイの」









え、嘘……。









侑「ご飯中ずっとニヤけてて、そのまま去って行かれると、かなり怖いから」





「え、それで止められたんだ…」





侑「そうだよ。ニヤけの理由を聞かないことには、怖くて夜も眠れない」









そ、そんなにだった?私……。









侑「やっぱり恋してるでしょ?」





「え…そんな顔、してるかな……」





侑「してる!もうね、一週間前と比べると天と地の差」





「そこまで言うほどでは、ないんじゃない…?」





侑「本当だよ?写真撮ってたらビフォーアフターを見せてあげたいわ」





「一体どんな顔してたんだ、私は……」





侑「楽しくない…つまんないみたいな顔してたよ」









つまんない顔……?





そういえば涼介くんって、



いつもつまんないような顔してる。





涼介くんが私を変えてくれたんだとしたら、



私は涼介くんに何かしてあげられることはないかな…?

Story 7→←Story 5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
166人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , 知念侑李 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エ イ ナ . | 作成日時:2019年10月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。